ニート考察31「【続けさせない】技術」

今日は長文です。まあいつも長文ですけどw 輪をかけて長いってことで。

昨日、こういう記事を書きましたけど。
自己啓発本7「【続ける】技術」

この本は「行動科学」といって、個人の体験ではなく、人の習性・本能を元に執筆されている本なんですが、この本に自分が感心した理由って他にもあって。

昨日は紹介しませんでしたけど「続ける技術」の一つに「評価してもらう」というのがあります。

人の行動原理って簡単で、快感があるからやる。不快ならやらない。そんだけです。タバコ辞めれない人はすぐ快感があると知ってるから辞めれないんで、タバコ嫌いな人はすぐ不快になるから吸わないんです。タバコで不愉快になる中毒者なんていません。そんだけです。

で、誰だって、褒めてもらうと嬉しいし快感ですよね。快感があれば続けれる。無ければ続けない。だったらパートナー作って挑戦行為を褒めてもらおうっていう話なんですけど。

これ、仕事で何かに聞き覚えないですか。

そう「成果主義」ですね。あれも行動科学に沿ってるというわけです。しかし、この本はさらに踏み込んでいます。それだけじゃ足りないんだと。それだと、結局成果出せない人は続かないし、ダイエットのように目標が遠い、成果が見えづらいのも続かない。英語をマスターする、みたいに明日すぐ叶わないような目標も無理……じゃあどうするか……「プロセス」をも評価するのが「続ける技術」として正しいと言っています。つまり、体重が減らなくても、ご飯を減らしたらそこで評価する。点数あがらなくても勉強したら評価する。じゃないと、人は続かないと。何故なら、快感が伴わないから。

ただ、成果主義は「すぐ快感」になるわけではありません。だからこその「プロセス主義」。

この「プロセスをも計測し、評価する」っていうのが、続ける技術として本当に大事なんだよって書かれています。成果はすぐでるとは限らない。1日1kg痩せたらそりゃ誰でも快感覚えてダイエット続けますけど、そういうものばかりじゃない。増える日だってあるわけです。だからプロセス評価が重要なんです。

この考え、凄くすっと自分の中には入り込んできました。
今まで見つけてたけど上手く表現できなかった答えに、名前がついた感じ。

で、自分はこの論旨を読んで、凄く深く考え込んでしまったんですね。

これ、自分の人生に丸々当てはまるわ……と思って。

プロセスを評価されないと続かない」という話が。


根が深くないかこれは……ニートができる原因そのものに直結してないかと。


これは、ダメな時期に突入した経験のある人……まあ自分もそうですし、とにかく自信喪失してニートっぽい感じになった事のある人は、大部分……いやいっそ皆といっていいほどそうじゃないかと思うんですが。

多分、プロセスを評価された事ってほとんど(もしくは一切)ない……


これ特に顕著なのが、就活で。

とにかく「さっさと決めてこい」ぐらいしか言われなかったり。しかも明日決めてこいみたいな性急さで。受かれば喜んでくれるけど、まあそう受からないわけです。自分は最初の会社に受かるまで、実に70社以上落ち続けたわけですけど、それって全く評価されないんですね。むしろ「まだ受からないのか」みたいにせっつかれるぐらいで。これをさっきの行動科学的にいうと「続けられない」ように積極的に協力されてるわけで、この中でモチベーション保つのはかなり辛い。なんせ進んでる実感がありませんから。下手すると後退してるんじゃないかとすら思う。

成果っていうのは結構相対的なもんですから、全員一斉に測ればそりゃでる人と出ない人がいます。でる人はいいです。でも出ない人は?

エネルギーを浪費して、立ち向かったにも関わらず、やったことが全部0として扱われる徒労感。一切評価されないという得られる快感の無さ。


一切何も挑戦したことがない人って、実はそんなにいないと思うんです。ただ、そのときは成果がでなかっただけで。そうすると、一切評価されない。何もしたことがない扱いされる。本当はしたのに。


万事この調子で、何をやっても、遠い遠い成果だけ要求され、もしくは自分自身に要求し、プロセスを評価されない日が、プロセスを認めない日が続けばどうなるか。「すぐに成果がでるはずがないもの」も今すぐの成果を要求され続け、プロセスを無視され続けたらどうなるか。




……続きますか?

……続かないですよね?

何が?

就活が?


いいえ、人生が


人生における様々な挑戦。

勉強で良い成績とろうとか、恋人を作ろうとか、良い仕事みつけようとか、収入アップしようとか、人として成長しようとか、大成功しようとか。目指す(もしくは目指した事のある)目標には、どうしても時間がかかってしまうものもあるはずです。そういうのを成果だけで評価しようとしても遠すぎて続かない。プロセスの評価が必須なんですが。

そこがないと、逆に何も続かないんではと……。人生が続かない。続ける気力がわかない。まあ少なくとも自分は、かなり普通の人なので続けられませんというか、続けられません「でした」。


だから、人生を続けるためには、プロセスの評価……ハロワいって1件調べてきた。来週も調べよう。書類を1通だした。来週も1通だそう。それを自分自身で評価すること、そしてできれば、理解ある協力者を作って、協力してもらうのが良いと思いますね。

自分自身も成果主義に縛られては危険です。
それでは、続かないかもしれません。

今社会って、人生を成果主義で計ってます。
他人の人生を、成果で計ってます。成果のない奴に発言権はありません。
しかし、それに飲まれると成果が出ないとき立ち直れません。


就活を頑張ってる、ダメな時期から抜けだそうという意思がある、そういう人は、結果がすぐでなくとも、それで十分立派に評価されるべきだと自分は思います。結果がでなければクソだ、なんて、そんな事いう奴がクソです。社会は結局結果主義だ!と言われたとしても、人間はそうじゃねえ!と言い返してやります。ま、大体こういう事言う人は得てして半端に成果の出てない人ですけど。

もしも理解ある協力者が見つからないなら、自分が応援します。コメントやメールでいつでも連絡下さい。挑むだけで立派です。0どころかマイナスの自己評価から立ち上がるのって本当にきつい。これは経験してない人には分からないけど。自己評価がマイナスの時って、ただ日々を生きてるだけで辛い。将来を見据えて動くどころか、将来を考えただけできつい。ここから動くのは本当に立派です。個人的にはこの時点で成果と読んでいいと思うんですけども。

大抵の人は、大体現状で既に精一杯頑張ってるので、頑張れという言葉は余り好きじゃないんですけども。でも、その頑張りを評価したいと自分は思います。

これに関してはまた機会あれば語ろうかと思ってます。
世の中には「続けさせない」技術がたくさんです。



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前回ニート考察30「謙虚な気持ちっているかあ?」
次回ニート考察32「ニートって本当に異常なの?」

追記:ニート的状態の人に焦点当てましたけど、仕事の人も同じだと思うんですよね……。人生を続ける気力が無くなりそうな人って、やっぱり前に進んでる実感がないんじゃないかなって思います。

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ニート考察30「謙虚な気持ちっているかなあ?」

ニート村ランクへの応援 いつもありがとうございます。

前回はニート考察29「人生を甘く見るのが成功の秘訣!……って」


今回は謙虚さの話。

さて、謙虚って美徳とされてるけど、本当にいるんでしょうか?
いらなくないですか?

いらない気がする

0がいいとはいいませんけど、でも増長100謙虚0と、謙虚0増長100だったら、増長100のほうが良いと思います。なぜなら、増長してても失敗するときは失敗するからです。しかし、謙虚すぎると、失敗するものも失敗しますが、成功するものも失敗します。というかそもそも挑戦しません。ゆずって、謙虚の方が、成功「率」は高いとしても、トータルでの成功回数は低いでしょう。増長は10のうち1しか成功しないとしても、100いって10成功するでしょう。謙虚は10のうち2を成功するとしても、3いって3失敗する感じ。そしてやめる。

増長のほうがいいんじゃないの?

表向きは謙虚が良いと思います。表面上は。しかし、中身は増長しまくってていいんじゃないんでしょうか。「俺はもっと凄いはず」「絶対やればできるはず」それでいい……いや、それがいいんじゃないでしょうか。世の中で成功した人は、壁にぶちあたったとき、そうおもってたはずです。

それに、人に謙虚になれ、という世の社長さんの方々に限って傲慢だったりするし。説得力の欠片もないですね。

そういう視点でみると、世の中はおかしいです。「失敗にめげずに頑張れ!」っていうじゃないですか。なのに「俺の本当の力はこんなもんじゃない」っていうと凄くバカにしたようにみたり、痛い人を見るように見る。

おかしくないですか?
自分は絶対にこれはおかしいと思う。
だって、失敗にめげないってそういうことでしょ?
本当はもっとできるっていうことでしょ?
なのになんで、誰かが社会的に失敗して、
俺本気出せば凄いっていうところに、水をさしたりするんですか。
そんなこというんだったら、失敗にめげるなっていうのは何なんですか。
増長しようがなんだろうが、やってみることの方がよっぽど重要なのに。


前、自己重要感のために人は生きるって話をしましたけど、これは補足があります。


人は、自分の自己重要感を高めようとする……
高めることに快感を覚える一方で、
「他人の自己重要感を奪おうとします」。
他人の自己重要感を奪い、相対的に高くあろうとすることにも快感を覚えます


「失敗にめげるな」という人が、本来ならば「どんどん増長しろ」と言うはずなのに。「失敗にめげるな」といいつつ、「増長するな。何様のつもりだ。客観的に自分を見ろ」というのは、実は、単に相手の「自己重要感を奪いたいだけ」じゃないでしょうか。

確かに気持ちいいのです。増長して何かに失敗した相手を叩くことは。自己重要感をたっぷり奪えますから。ただ、相手のを減らしたところで、自分が高くなるわけではないので、一時的な快楽にすぎません。時間がたてば元にもどり、そして時間と共に減る自己重要感を全く回復させれない無為な行為です。

でも、気持ちいい。
増長を叩く人は、本当は、そうなんじゃないんでしょうか?
本当に、相手の成長を祈ってるんでしょうか?

確かに、増長することにより道を踏み外すこともあるかもしれません。
でも、増長がなければ、そもそも道を進むことができないと俺は考えます。
増長が悪いというのが、タイヤが上手く動かないという意味だとしたら、
謙虚すぎるというのは、そもそもタイヤがない状態です。

それに「増長する=眼が濁る」訳では決して無い。それは別です。
謙虚でも眼は濁るし(昔の俺がいい例ですよ)、
増長しても客観的に見ることは出来る(成功者は大概こうでしょう)。


「増長なくして、成長なし!」



ダメな感じの人にこそこういいたいです。

謙虚さなんて、つきつめれば「何もするな」にいくだけですよ。最後は「自殺」ですね。世の中に必要ないんで。究極の謙虚さでしょ自殺って。世の中にいらないから死ぬ。でも、そういっといて「自殺もするな」。ですからね。

「世にでるな」「自殺もするな」生き地獄ですかここは。


いや、対外的な謙虚さはいるとおもいますよ。でもそれは相手に自慢して、不愉快にさせまいというあくまで「思いやりの態度」だと思います。「持たざるモノへの見せたがり自慢はやめましょう」ってだけでしょ。それは、礼儀に属するもので、表面的なものじゃないんでしょうか。謙虚さって、単に梱包材程度の存在価値じゃないでしょうか。


でも、内面への謙虚さ、自己評価に謙虚さを求めるのはいりますか?
いらないんじゃないんですかね。


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ニート考察29「人生を甘く見るのが成功の秘訣!……って」

前回はニート考察28「社会人の方がニートより遊ぶ時間がある」


さて、タイトルですが。


人生を甘くみるのが成功の秘訣!



……って言ってみたい


言ってみたいだけかよ!って、すいません。

これが結構、当面の夢なんですよね。

なんか大成功したら、こういってみたいです。

まあ半分は願望ですけど。
努力とか苦労とか、嫌なので。言葉自体好きじゃないし。
そういうのいらなくて成功できるよ、むしろないほうがいいよのが
人生の真理だったら、凄くありがたいw
10年後ぐらいにね、言ってみたいです。

でも、半分は結構あたってるんじゃないかなーとは思ってます。

これ正解にたどり着いてるんじゃないかと。なんでかっていうと、自己啓発の本とか読むと、成功を信じる人が成功するとかあるわけですよ。で、成功する人っていうのは、成功する前から、成功することを確信してたりするんですよ。何回失敗してもね。それって、別の言い方すると、世の中甘く見てるのと同じなんじゃないかなと。



それにね、「世の中を厳しく見ること」が成功の秘訣である……
ってのは、まずないんで。
これはもう自分が実証してますので。間違いない。
もしこれが真理だと思う人は、自分が既に証明済みです。
信じるのを辞めることを勧めます。そっちの水は辛いぞ。

つか、むしろ、無駄に世の中を警戒したせいで、まあなんというか、ああいうダメな感じに突入したので、成功の秘訣どころか、逆の戦犯だと思ってます。失敗の秘訣。
学校とか世間は、失敗の秘訣を教え合ってると思いますね。

あの頃は……数年前の学校卒業時は。
「おれなんかが出ても役たたずなんじゃないか」
「迷惑かけるんじゃ」
「期待に応えられないんじゃ」
「もしダメっていわれたら俺が悪いんじゃ」
「とにかく通用しないんじゃ」
そういうことばっかり考えてたわけで。
リアルに就職の相談で「もし、入ってダメだったらどうしましょう」って相談したんですよ自分。先生方からは「そんなもん入ってから悩めよ」って言われたけど、そんな言葉が全く気休めにならず、ただただ、こんな自分が企業受けたりしていいんだろうか、むしろ受かってはいけないんでは、と無駄な苦労をしていたわけです。

こういう状況になったことのない人にとっては笑い話でしょうけど、はっきりいって自分には笑えない。だってお前は通用しないってさんざん言われたから。今振り返ると、明らかに通用したはずで、大体あっちも最初から使えないのは承知でとるはずで、正直真面目ささえあれば能力0でもいいやなんて考えてる企業が大半だったりするわけで、でもそんな事を世間知らずの自分は知るはずもなく。

「世の中は厳しい」「社会は学校よりもっと辛い」「早々通用するもんじゃない」という言葉をアホみたいに真面目に受け取ってたわけです。

それの結果が自信喪失、面接落ちまくりのヒキコモリですよ。厳しく見て、なんか得したかといえば、厳しく見ることによって何も得しないという情報を得たことが、唯一得したことと言っていいぐらい、なんもなかったですね
だから2択の消去法で、まず甘く見る方が正解だろうと思ったりしてます。


そう考えてから、仕事探すようになったわけだしね。


そういうわけで、自分は今のスタンスは、
世の中をとことん甘く見る」方法でいっております。
こう考えるようになってから立ち直れたわけですので、今後戻すこともないでしょう。





厳しく見た方がいいときなんて、借金と犯罪をするときだけでいいんじゃないかなー。



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ニート考察28「社会人の方がニートより遊ぶ時間がある」

前回はニート考察27「勢いを人為的に生み出すには?」


忙しい時のほうが、趣味の時間があるという話。


これは、今の休みで発見したんじゃなくて、数年前からずっと思っていたことなんですけど。
ニート考察14「ゆったりしてる?いえいえ焦りまくりですよ」 でもちょっとふれましたが。

何も知らない人は、言うんですよ。「ニートは時間たっぷりあって遊び放題」みたいな。

自分はこれに思いっきり反論したい。


はっきりいって、時間なんて全然ないよ、と。


いや、客観的にはあるよ?ありますよ?

でも、本人的にはありません。
なぜなら、ニート状態ってのは、いつだって「やらなければいけない事」があるからです。
それが、頭にこびりついて離れない。

そんな状態で、趣味とかを楽しもうとするのは無理です。
たとえ100時間遊んだとしても、遊んだ気にはなれない。

「これは楽しんで良い時間だ!」と感じながら遊ぶ時間が、全くない

自分はネットゲーを趣味にしてましたけど、仕事やってたときより、やってないときのほうが一日の平均プレイ時間は「短かった」です。仕事してたときは毎日2時間ぐらいやってたかなあ。土日はもう朝から晩までやる日もあったり。ところが一転、ニートしてたら丸一週間ログインしないなんてざらでしたよ。

実は、blogも、仕事中はあんなに書く時間がないと感じながらやってたのに、仕事終わってさあ時間たっぷりあるぞとなった途端、書けなくなる始末。

まあ、書けなかったですね!blog。
なんでかっていうと、一日一日が前に進んだ感じしなくて。
そういう「なんか前に進んでないな」って精神のテンションだと、
本当に趣味にとりかかりづらい。ま、これだけじゃないんですけどw


でもこれは自分だけじゃなくて、上手く行ってない人は大体こうじゃないかなと。

「よく学び、よく遊べ」って言葉がありますが、やっぱり「輝いている」「自分はやっている」という自覚が無いと
「よく遊ぶ」ことは非常に難しいと思います。

俺なんて、ニートなのに土日が待ち遠しかったですよ。だって世間的にも休んでる日じゃないですか。ハロワもやってないし。連絡もとれないし、書類送ってもどうせ月曜にしかみないし。だから「ああ、今日は俺もゆっくり休んで良いんだ」と羽を伸ばせたり……。平日は遊べないんですよ。気疲れしまくって。全く打ち込めない。それが土日だと多少緩和されました。

経験したことない人にとっては意味分からん感覚でしょうね。休暇とは全然ちがうんですよ。

勉強も同じです。
休んでる間に勉強すればいいのに

言われます。正論です。たまに面接でいう人もいます。
残念ながら親もいってきたり……。
しかし、正論ですが、正しくありません


上と全く同じ理由です。勉強以上に……優先するものがあるんじゃないか?
今必要なのは、勉強で力をためることじゃなくて、すぐ動いてなんでも働くことなんじゃないか?
こう考え始めたら全然勉強なんて身になりません。する気もおきません。
「勉強が唯一の正解だ!」まで思えればいいんですが。


両者に共通するのは同じです。
「本当は今すぐ解決できるんじゃないか?」
「それを放置してるんじゃないか?」
そこからくる、自己不信、焦り、迷いです。

まあこの3つが揃ったら、多分出来ないことしかこの世に存在しないですねw


そういう感じなので「どうせ休んでるならなんかしろ」というのは違うと思うんですよ。「休みの日」になんかしてるわけではないのです。毎日やらなきゃいけないことがあって、でもできなくて、それが他から見ると、「休んでる」ように見えるだけです。

ここから抜け出すにはどうするか?

あえて言いたいと思いますが。

すぐには解決しません」と言いたいと思います。
いや、追い詰めたいわけではなくて。


今までむずかしかったものが、明日からいきなり簡単にはなりません。他人から、世間の基準でははないですよ。自分にとって難しいものが、自分にとって簡単にはならないという意味です。迷いも同じ。判断材料が何も変わってないのに、急に明日答えがでたりはしません。自己不信も、いきなり信じたりなんて変われません。

まずは、その中から「焦り」を減らしましょう。

何も、今日明日成功しなくても大丈夫です。人生は長い。明日しかみえていなくても、1年後も10年後も30年後もやってきます。

その時に成功してればいいじゃないですか。

それに、明日成功したからといって、それは永久の成功を意味しませんよ。となりの人を見てください。今成功してたとします。でも、10年後はその人失敗してるかもしれませんよ?

その時に勝ってるなら、良くないでしょうか?


時間がかかる事を受け入れること。それが大事なんではないでしょうか。


ちなみに、就活は「一般の人でも」3ヶ月が平均だそうです。不況の今はもっと伸びてるでしょうね。平均ってことは、4ヶ月や半年もざらってことです。そもそも最速でも、応募→(選考→面接)×何回か→内定→キリのいい日から働く。で、2週間~4週間は書類送ってからかかるしね。だから今日明日で考えなくていい。

なお、自分は最初ハロワで探し出してから9ヶ月……w

10数人の就活仲間のなかで、一番ぶっちぎりで遅かった。

でも、就職したらそんなのは「どーでもいいこと」になります。

すぐには解決しません。でも「いずれ解決します」。
いずれ必ず抜け出せると、成功すると信じて、ゴールを近くにおきすぎないのが大事だと思う。



次回ニート考察29「人生を甘く見るのが成功の秘訣!……って」


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ニート考察27「勢いを人為的に生み出すには?」

前回はニート考察26「外見が内面に与える影響の大きさ」

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勢い」って大事ですよね。

これ、啓発本や、成功本読んでも、大体書いてあるんですけども。
自分もいくつかの経験から、確かにそう思います。


多分、行動力をつきつめるとここに収束すると思います。


人間、何かをなすときに、どこでエネルギーを消費するかっていうと、0を1にすることが一番消耗します。1を2にするのとも比較にならなくて、下手すると1を10にするより消耗する。

とにかく、人の行動ってのはある程度の流れがあって、
そこから逸脱しようとするのは凄くエネルギーを使う。

ニートが中々就活に踏み切れないのも、
ブラック企業に勤めてる人が会社辞めれないのも、
人が新しい世界に飛び込めないのは、これが理由かと。


だから、自分でも不思議なんですけど……こういうのもなんですが、俺、割と真面目で今までの職場で、出勤の遅刻や欠勤って一度もしたことないんですよ。電車遅延ですらほぼないです。2つぐらい早めにでるので。
だから毎日30分や1時間早い出勤を心がけててそれを続けてたり。
(単に超方向音痴だから、安全マージンを取りまくる癖がついてるだけともいう)。

でも、そんな自称真面目な俺でも、何故かハローワークは朝一でいったことって多分1回もないぐらいなんですよ。毎回行こうと思ってるのに。本当に自分でもなんだよ?って思うけど、毎っ回こうなる。仕事辞める度に莫大な休養期間に入る。

一旦「休み」にスイッチ入っちゃうと、どうも動けなくなっちゃう。車と同じですよね。エンジンが完全にオフになると、0kmを10kmにあげるのに一番パワー使う。10を20にするのはそうでもない。

俺がニートの人にバイトをまず進めるのはそういう理由だし、今現実に自分もバイトと仕事同時に探してます。


ただ、今回本当に詳しく話したいのは、もっと細かいLVでの話


日常生活での本当に1秒単位での「勢い」の事です。

だらだらと同じように過ごしていても、人間って波があるんですよね。何の前触れもなく、ふっと「やってみようかな」って思う時がある。本当に一瞬だけ思う。次の瞬間「でも面倒くさいな。漫画でも読もう」ってなるんだけど。

でも、ちょい待とうと。そんときって「もの凄いチャンス」なんですよ。

普段、0から1にするのに、100エネルギーかかるとしたら、そんときだけは本当に1だけぐらいになってます。次に、面倒だなって思って、10ぐらいにあがるけど、普段より全然軽い。普段のイメージで、100かかりそうって無意識に思うけど、本当はかなり軽いんです。


だから、その時は「なんか面倒くさい」「ちょっと外は雨だし」という感情が次に起こったとしても無理やりにでも封殺して、手をつけてみてください。そして、一区切りつくまでやってみてください。多分、相当な大区切りまで行くと思います。

なんかしらんけど人ってそういうものです。

この時大事なのは、やりたい行動をするハードルをなるべく普段から下げる環境づくりを行うこと。そして、同時にその行動をキャンセルさせる誘惑を誘発させるものを、自分から遠ざけること。ちょっと履歴書書いてみようかなって気になってとりかかったら、紙とメモは常に傍にあったほうがいいし、漫画は遠くへ放り投げた方がいいですw


自分の例でいえば、俺はblogの話とかはそういう衝動をかなり大切にしてるw
「このネタで書きたいな」って思ったときに、すぐノートPC立ち上げて、最初から最後まで書く。時間ないときは要点だけメモるけど、本当は「思いついた瞬間」が一番スラスラ書けるといつも思う。推敲なんて書き上げたあとにすりゃいい話です。だから、俺は外にでるときもいっつもノートPCは手元にあります。ノートないときは携帯に書いてたけど、書いてるのが余りにもまどろっこしかったw

このblog立ち上げた時もそうでした。勢いのままにやりました。就活もそうですね。ふっと思い立ったら、そっからはPCとか漫画とかチェックしないw
あえて無視w 何も考えず着替えて、外にでる。そこまでいくと、妨害するものもないし、ハロワまでいっちゃえば帰る方が逆に面倒なので、適当になんかする可能性高いです。これは、かなり意識的に周りを無視してます。
10回に7回はそれでも負けてPCを立ち上げて、気づいたら「父さん!時間泥棒が


「思いついた瞬間」のエネルギーってかなりバカに出来ないと思います。


もしその状態になれたら、誘惑を意図的に無視して行動するのが大切じゃないかなと。その作業をしてる最中も、本当に意味なく、何回も読んだ漫画とかを
読みたくなってきたりするんですけど頑張って無視しようw
それは本当に読みたいわけではないので。ただ眼に入ってるだけ。あと「労働効率」とかも考えない方がいいです。例えば、後でトイレいくからそのついでに食器下げようみたいな。そこまで下げないみたいな。それ無しで。無視します。バラバラでも今やるのが一番効率いいんです。


だから、自分の部屋は、変な言い方ですけど「だらだらするのに便利すぎる」ように
環境を構築しすぎないように注意
したほうがいいでしょうね。あえて非効率につくるという……。いや馬鹿らしいけど馬鹿にできないんですよこれが。

偉そうにいってますけど、俺も相当ダラダラMAX空間にカスタマイズされてるので……。「思いつきキャンセラー」の種がそこら中にある。特にPCはムズい。誘惑と作業場が一体化して離せない。俺仕事用書類も、blogのネタも、作業一番進むの電車の待合室とかだったりするし。

まずバイトとかを勧めるっていうのも、実はこういう意味で。「やってみようと思いつく回数」っていうのが、それに沿った事をやってる時の方が全然多いんですね。成功のためになんかしたいなっていう欲求は、休んでるときもでますけど、バイトしてるほうが圧倒的にでます。そういう積み重ねが、長期的な勢いになるのかなーって思います。


多分、こういっても全部思いついたことを実行なんかは絶対無理で、やりたくなくてってなります。それは当たり前だし、全部しなくては当然いいんで安心していいです。全部やろうとしたら、思いつくのすら嫌だ、ってなっちゃうし。
でも100思いついたうち、今までは100却下してきたのが、10ぐらいは実行できるんじゃないかなってそう思います。

とにかく、思いついた瞬間の行動力。
これを是非大切にしてみてください。意識的にね。



「思いついた時が、やりどきです!」


次回ニート考察28「社会人の方がニートより遊ぶ時間がある」

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ニート考察26「手っ取り早い自己重要感回復法」

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前回はニート・考察回想録25「自分が無価値だと思ってしまう人へ」

―――――――――――――――――――――――――――――――――


続きです。

「自己重要感」が大いに欠けていると、行動力も失われていく。


じゃあ「自己重要感」を高めるためにはどうするか?



ここですよね重要なのは。じゃあ具体的にどうやるかっていう方法ですが。

ニート考察・回想録9「ニート時代から抜ける、一番の核」 ←ここでも一度お話しました。
ここでは「褒めろ!」という一言で終わらせましたがw もうちょっと踏み込んで話します。

結論からいうと、これは内面より、外から変えるのが一番手っ取り早いと思います。

内面じゃないの?って思った貴方。
俺、今までに実は自己啓発セミナーとか参加したことがあります。

2回ある。どっちも4,5万払って参加しました。やっぱり、人は内面から変わるって思うじゃないですか。俺も成功してる人みたいな、パワー溢れる人になりたいと思ったことがあるわけですよ。なんつうか、成功者オーラっていうか、イケメンオーラというかリア充オーラというかw
そういうのを纏いたいよみたいな。彼らって多分文無しでもオーラある。じゃあきっと外面的な要素じゃないんだ。つまり、まずオーラ的なのを纏う。まとってから成功する、そういう順序なんじゃない?って思ったりして。

で、それに加えて劣等感とか、自己否定感が強烈でしたから。やっぱりなんとかしたいと、そう思い始めた頃の時期。でも結局何もできなくて、毎日が昼おきてPCして、気づいたら夕方過ぎて、ああ、今日も就活できなかった。俺ってなんてダメ人間。仕事したいって思ってるのに、なんで俺こんなダメなんだろ。やる気はあるつもりなんだけど、行動が全くできない。そんな時の参加です。

確かに、セミナーやるとポジティブにはなります。

でも、3日で元にもどりますw

下手すると、そのセミナー中から覚めます。覚めますっていうか、
自分でなんか「無理してハイテンションになってるなー」とか
「無理してポジってんな」ってのをなんとなく思っちゃうんですね。

そう、リア充に混じって飲み会いって無理に「一気!一気!」とかいっちゃってるあの雰囲気……。あそこまでひどくはないですけどw

結局そんな感じになりがちです。でも、それ普通です多分。内面ってそう変わりません。やりたくてやってんだから。孤独を恐れ人の中に飛び込めといくら言われようが、その人はそれで成功しようが、俺は一人の時間も大好きなのでそれは無理です。三つ子の魂百までは正しいですよ。

そういうわけで、内面改造ってのは難しいです。


対して外面改造ですが……。皆さん「笑い」の多い人はガンにかかる確率が少ないっていうデータをご存知でしょうか。笑うと、ガン退治細胞が活性化して、がん細胞をやっつけてくれやすくなるのです。これ、他の病気でも結構あるらしいんです。

そして、ここが重要なんですが「作り笑い」でもOKだそうです。心がだりいおもっててもいいんですよ。脳は意外にアホなところがあるので、深層意識では他人と自分を区別してないし、演技と現実の区別もついてないと言われてます。梅干想像しただけで唾液見たいな感じ。ちなみに、悪口余り言わないほうがいいという一因でもあります。他人と自分の区別がついてないので。

「悲しいから泣くんじゃない。泣くから悲しいんだ」とか「笑顔で悪口は言えない」とかの言葉がありますが、それは割と事実で、そういうところからきてます。


人間って外側に結構内面が引っ張られます。


スーツをきるとびしッとします。軍服きると直立不動。ジャージをきればだらだらで。黒い服ならローテンション。赤い服ならハイテンション。

本当なのか?って思うのは当然ですけど、自分の経験からいっても、これ事実だろうと思ってます。


ダメな時期。まあ見事に黒とグレーの服しかないわけです。別に黒とかでも良いと思いますけど、それしかないのは結構気持ちが影に入ってるんじゃないかなと推測します。表情。試してみて下さい。ヤンキーがするみたいなメンチきってる表情にすれば、どんなことにでもイラつけますw 言葉。事あるごとに「死にたい」と「心では思ってなくても」いってみて下さい。多分、そのうち本当に死にたくなります。いや、嘘、本当に効果でかいから試さないでw


多分この中でも、特に「言葉」が効果がでかいので以前はそれただ一つを勧めたんですが、自分を褒めてねっていったんですが、もしそれを補足するなら、表情や服も気をつけて見てくださいと助言します。

「作り笑い」でいいんですよ。で、気づいた時だけで十分です。少なくとも「作り怒り」や「作り悲しみ」は出来るだけ避けた方が良いと思います。で、作り褒め言葉。自分へのお世辞。一日10回でも100回でもいいのでいってみる。


まあそんなにすぐ効果がでるわけではないですが、地味に地味に意識して続けてみて下さい。俺はこれで、自分はまあ確かに変わらないままなんだけども、そのままでなんか前向きになっていったと思います。半年~1年とかの単位でかかったと思いますけどね。


これらが「自己重要感」を回復させる、一番手っ取り早い方法だと思います。


あと中いとして、ほっとくと下がっていきます。これも絶対です。
多分、自己重要感がない人のほとんどは、失敗イベントをあまりにも重ねすぎた、というより
単に長い間、何もせず時間が経過しすぎた、そんだけの話だと思ってます。


外見の重要さってのは、間違いなくあります。
なんかしらないけど、内面はそれにひっぱられる。
外見が先。内面が後。優先順位はそう。
作り笑顔だけでもいいので、一歩やってみることをおすすめします。


ニート考察27「勢いを人為的に生み出すには?」 次回。


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ニート・考察回想録25「自分が無価値だと思ってしまう人へ」

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前回はこちら→ニート考察・回想録24「「迷い」が全てのエネルギーを奪っていく」


今回は、自分が衝撃を受けた単語の話しようかと。


昔の自分みたいなタイプの人、どうしても動けないみたいな人にはあると思うんですが……。「自分が無価値だ」というような感覚が。

それを測る言葉、自己重要感……この言葉を作ったのは、斉藤一人さんっていう、凄い商売人の方なんですけども。

自分は、どんだけ本を長く読まない事があったとしても、この言葉だけは忘れないと思う。


人は、自己重要感を追い求める生き物だよと。そういってるんですね。
自己重要感とは何かといったら、読んで字のごとく、自分が世間や世界にとって……
あるいは、誰かにとって重要な存在だと、自覚する感覚のことだと思います。

この言葉は見た瞬間にピーンときました。
そして、ああ、だからこそ、自分みたいな人間は、まさに動けずにいたんだなって。

全てはここにあるんじゃないかと。


この、自己重要感、という感覚。


自分が重要だと言う感覚が足を動かし、自分が重要じゃないと言う感覚が足を止める。


何かに失敗したり、人からハブられたり、会社から落とされ続けたり……。
多分、そうなったときって少なからず「自己重要感」の喪失がおこってるのではないかと。
そうなると、足が止まる。もう動けない。動く気力が湧いてこない。

「失敗は成功の素だ」って、頭ではわかっても、
「なんでも挑戦しなければいけない」って、頭ではわかっていても、
「このまま動かないよりは動いたほうがいい」って頭ではわかっていても、
中々心が反応出来ない理由はここにあると思います。

数度の失敗で、全てにおいてダメなように実感してしまう。
自分みたいな人は、何かしらこういうふうに何かに否定されて
「自己重要感」がなくなるイベントがあって、それを繰り返して、
それでいて回復するイベントが起きなくて、
しまいにはほとんど無いのが当たり前になっちゃって、
そうすると、なんにも挑戦できなくなっちゃって。
何にも挑戦できないってことは、すなわち人生の停滞っていうわけで、
つまるところニートなどの出来上がりです。

いや、そうなるんですよ。空っぽになると。だって「お前いらないよ」って言われてるところに、
もしくは言われそうな気がするところに、ノコノコ出かけられないじゃないですか。
もし失敗したらただでさえ少ない自己重要感が、さらに減少してしまうわけですから。
否定される……されてないとしても、その感覚を抱くのはもう、まっぴらゴメンなんですよ。

自分の価値っていうのを追い求めるのは、人間の本能だと思う。
ゆえに、自分が無価値だと思いながら生きていくことほど辛いことはないと思います。

ただ、冷静に考えれば分かるはずなんですよ。おかしいと。
面接や書類で落ちるというのは、あくまで
「その会社の、今の状態からは、他の面接者と比較した上で、他の人をとった」というだけであり、
相対的、あるいは運も大きく絡む事柄であり、
さも「世界全体から貴方はいらない」という感覚に陥るのは、冷静に考えれば論理が飛躍しすぎているはず
しかし、実際はそう感じてしまう。それは、自己重要感が少なからず一回落ちるたびに削られていくからで、
そして欠乏寸前になると、何があっても自分が無価値だという感覚と結びつけてしまうんだと思う。

もしくは、昔の格言にもありますけど「持たざるものほど失わないことに必死になるもの」なんです。
自分が誰かにとって重要だと思う感覚。それが少ないほどに、尚更失いたくない。

だから、行動できない。
まあ、実際は行動しなくても失われていきますけどね。


ただ、分析しているだけじゃしょうがない。
問題は、ここから脱するにはどうするか。

勿論、自己重要感を回復させないといけない。

減少した自己重要感を、自分で「意識して」高めないといけない。
待っていては回復しません。むしろ時間と共に減少していくのがそれです。
実体験からも大体間違いないと言える。

世間一般で言う「成功者」は、たとえ人格に問題があったとしても、ここだけは物凄くしっかりしているんでしょう。
「自分は重要な人間だ」という自負がずば抜けているんでしょう。
天性のものか、もしくは、過去に強烈な成功体験か何かがあったか、とにかくたくさんある。
多少の失敗なんて全然怖くないほどに。
だから、何事にも挑戦できる。そうすると一つは成功する。その成功が、さらに自己重要感を増大させる。
その増大した自己重要感が、また幾多の失敗から精神を守ってくれて、色々挑戦できる。
そして成功する。また増える……と正のループに入ってると。


いや、成功者に限らない。
俺の数少ない成功体験を振り返っても、行動できる時っていうのは、自己重要感が高まってる時。
自分の強さとか能力とかを、無条件に信じてる時です。


動けない方々。

自己重要感失っていませんか?


次は、それを高める方法について話したいと思います。
ニート考察26「手っ取り早い自己重要感回復法」

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「迷い」が全てのエネルギーを奪っていく

前回はニート考察・回想録23「唐突に全てを投げたしたくなる」  


人の足をとめるのは、絶望ではなく、迷い。
……絶望ではなく、諦めというのが本来の名言なのですが。
個人的にはこう言い替えたいと思います。

兵法の定石の一つに、逃亡する敵は、逃げ道に立ちふさがるように戦ってはいけない。
横から攻め入るべしという戦の理があります。
また、孫子(戦争論の偉い人)は、逃げる敵は追い詰めすぎてはいけないと言っています。

何故か。

背水の陣・窮鼠猫を噛むのことわざのごとく、追い詰められた人は信じられない力を出すことがあるからです。

何故信じられない力を出すのか。それは追い詰められすぎて、「やる事が一つになった」からだと思います。
逃げる。追い詰められる。もう戦って破る他方法はない。出来ねば死ぬ。
では「戦うしかない!」。そんな状態の敵に戦いを挑みにいけば、そりゃあ損害も酷いです。

では逆に一番力がでない時はどんな時か。

自分は「迷いがあるとき」だと思っています

横から攻めるということは、敵に「止まって応戦するか」「とにかく逃げるか」の選択肢を与えるということです。
どちらが得か。一瞬で答えはでません。こんな状況下では、何をするにしても中途半端な力しかだせないでしょう。
指導力ある指揮官が「逃げろ!他の事は一切考えるな!」とか「応戦しろ!全員で陣形を組んで被害を防げ!」と一本化した
指示があれば別でしょうけどね。組織に管理職が必要な理由ですね。
また戦争に「正義」をやたらかざすのも同様だと思っています。自分が正しいのか「迷い」があっては人は力を発揮出来ない。


どんな酷い状況でも「これやるしかない!」って状況だと結構やれる。
別に酷い状況じゃなくても「これしかやるものがない!」って状況も結構やれます。
集中出来る。

逆に「こっちでいいのかな……」「いややっぱりあっちかな……」こんな状況だと、どんな素晴らしい人でも自滅すると思います。


自分は、休んでるときに勉強や遊びができない理由っていうのはここにあると思います。
何やっても「こんなことしていいんだろうか……」。こんなん絶対に何の成果もでません。
遊んでもリフレッシュにもなりゃしない。

また、ダメな感じになってる人っていうのは、恒久的にこの状態にあるんではないかと。
勢いをつけたくて、加速したくても出来ないときっていうのは、こういう状態じゃないかと。
そう思います。

何すればいいのか……。わからない


だから、これはダメになってる感じの方にはほとんど当てはまると思うんですけど……
ダメになってる人は「エネルギーがない」のでは無いんです。
エネルギーをどう生かしたらいいのかが分からん」だけだと思ってます。

やる事がはっきりしてて、指示を与えて半強制的にやらせると、そこらへんの奴より
全然真面目かつ真剣に仕事する人めっちゃくちゃ多いと感じてます。


これは、自分が昔からずっと考えてたことです。力でないときって、絶望したり諦めてるときじゃなくて、迷ってるときじゃないかと。何かの判断の狭間で、揺れ動いてる時じゃないかと。
就職したい⇔でも、働けるか不安
恋人欲しい→アタックしたい⇔でも、アタックしたら余計に嫌われるかも、とか。
本気で諦めてるときって、興味も無いんで、エネルギーがないとかとはちょっと違う気がするんですよね。元々向ける気がないというか。ちなみにこれは自分には方向音痴に当たるんですけど(笑) 絶対なおらんと割り切ってるので、これでエネルギー浪費することはほとんどないです。

ただ、成功者の話や本には、迷いに関してほとんど触れられてないんですね。多分、彼らは昔からずっと夢があって、真っ直ぐ向かっていったんじゃないかなあと。まあ、迷いがない前提で結構語るわけですよ。なんで、迷いの部分は余り語られないんでしょう。迷いを持つ人は成功できないのか、それとも、迷ってる時代というのは、どうにも美化できない、から余り語りたくないのか……。実は後者かもね。自分などは、夢をそもそも探すために今色んな仕事したいとか考えてる段階なので。過去も迷走たくさんしてます。


なんか頑張れないときは、迷いがあるんじゃないかと疑ってみてはどうでしょうか。
自分の場合、エネルギー出せないときは大体これなので。
そして、迷いを断ち切ることを、まずやってみると。


さて、とはいえ、重要なのは「じゃあ迷いをどうやって消すのか?」ですが……。

結論からいうと「シンプルに考える」事だと思います。

色々な視点から物事を見るのは大事だと思いますが……
視点が増えた分だけ、正しいことの数も増えます。
当座の仕事につくことを最優先するのか?人生計画をたててそこにそうように動くのか?
給料で選ぶのか?学習出来ることで選ぶのか?
今までの能力を生かす?新しい能力を伸ばす?
やりたくないけど出来る仕事にいく?やったことないけどやりたい仕事にいく?
これらを考えていては、自分はいつまでも結論がでるとは思いません。


考えることは大切です。でも、それが原因で足を止めては本末転倒というもの。
一歩でも進むこれが根幹じゃないかなと、そう思います。

とりあえず、まあこのままいくと、多分一ヶ月後も悩んでるんじゃないかな。
なんも進んでないんじゃないかなと、楽に想像できますので。
じゃあ、それに比べたら、バイトでもしてたほうがマシだろうと。
ま、今回はそんな感じで復帰しました。


多分、後になれば「迷う間に動けば良かった」と思うと思います。
まあ大体後悔はしませんよ。
迷うってことは、どっちいっても大体メリットがそれなりにあるわけですし。
最悪の結果でも、迷ったまま結果がでないよりは、全然良かったって思うことほとんどです。
今の状態から、一歩ずつ前にでることが、大事です。

揺れ動いてるときは、できるだけシンプルに。

次回ニート・考察回想録25「自分が無価値だと思ってしまう人へ」



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ニート考察・回想録23「唐突に全てを投げたしたくなる」

前回はニート考察・回想録22「努力が足りない、なんて他人事だからいえる」

ニートやってて、ダメなときは、何か動ける気力がわかないです。
しかし、動ける気力が出たとしても、次の壁がやってくるときがあります。

直前で、全てを投げ出して逃げたくなる

というようなことが。
しかも、上手く行ってたとしても
その上唐突に来るんですよね。

コレは俺は、ニート中には嫌というほど経験しました。
というか、正直、仕事でも何度も経験しました
それは電話かけるときだったり、訪問しにいく直前だったり
社長となんか打ち合わせする直前だったり、まあ色々。
ニート中だったら、面接の直前とか。書類送る直前とか、電話の直前とか。

やる気がないってのはちょっと違うんです。
やる気があって、もう動いてて、その時を迎えるだけってのに、そこから逃げたくなってしまう。

とはいえ、いつもいつも逃げていくわけにも行かないので、
何とか対処しないといけません。

しかし、個人的には、これは根本的な対処法は無いと思ってます。

何故かというと、人間というのは放っておくと、勝手に不安になる生き物だからです。
挑戦が絡む場合ですけど。知り尽くしてる場合は別です。
で、これは間違いないと思います。時間とともに自信が溢れてくるとか、逆はまずないでしょう。
これは遺伝子というか原始からの習性だと思ってます。
挑戦という、未知の領域を含む分野に対し、勝手に自信満々になるようなヤツは
多分一人で特攻してはいけない場所に特攻して遺伝子的に絶滅しましたきっと。
慎重なヤツが残りました。
そういうわけで、人の当たり前の習性だと思います。

まあそういう根拠レスな論じゃなくてもね、実際心理学的にも
人は不安になる生き物らしいです。

そんで「夜明け前が一番暗い」というように、
人は物事に当たる直前が一番不安感が膨れるものだと思います。

これはなんだって一緒です。不安感に限りません。
ホラー系統の恐怖感は、ナニモノカが出てくる直前が一番怖いんです。出てる最中ではありません。
よく遠足は準備中が一番楽しいと言われます。大概において事実です。
幸福感が一番高まるのは、訪れる幸福を確信してるときの直前です。
怒られるときの恐怖感が一番高いのは、言われたときでなく、何を言われるかと待ち構えてるその時です。

人には想像力があります。まあこれによって人は危険を察知し、回避してきたわけですが
放っておくとこれが際限なく働き、意識的無意識的にあらゆるパターンを想定し始めます。
そうすると、実際には起こる確率が低いはずのことまでも今まさに起こるかのように感じてしまい
他マイナスの予想から受ける不安感が全て「足し算」されて、
どうしようもなくいっそ逃げてしまいたくなるんだと思います。無意識的に。

これを根本から消し去ることはできません。そういう風にできてますので。
ただ、そういう風に出来てるので、そうなるのは仕方ないと、そう思うだけで
結構楽になるんじゃないかなと思います。

俺はそれに加え「直前だから習性でそう思うだけだ」「今は夜明け前だ」とか
「やってみればなんてことはないはず」と自己暗示してました。
あえて、無視する!
実際、やってみれば、想像を超えたことはまずないです。
それを理性では分かっていても、なってしまうので、どうしようもないのもありますけどね。

「案ずるより生むがやすし」

多分、ニートに対する諺でも、1,2を争うぐらい最高級にためになる諺。
ま、そうはいっても「言うは易し、行なうは難し」ですがね。


なお逆に「行動後」に、そういう不安感MAXの場合は、一時のものでなく
本物の感情な可能性大です。その時は逆に無視しないほうがいいでしょうね。



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ニート考察・回想録22「努力が足りない、なんて他人事だからいえる」

前回はニート考察・回想録21「嫌いな人なんていない後編」 でした。

今回は「努力」について書いてみようと思います。

◆努力は素晴らしい・・・いやいや
正直、俺はこの「努力」って単語が余り好きではありません。
まあむしろマイナス値の感情ですね。ありていにいえば嫌いです。

名言としてこういうのがあります。
努力したものが全て成功しているとは限らん。
 しかし、成功したものは皆すべからく努力している

努力が報われないからといって腐っちゃいけない。努力を捨てちゃいけないと言ってるわけです。
良い言葉ですね。これだけですむならね

しかし、この言葉は現代日本においては、名言とは俺は思いません。
むしろ嫌な言葉だとすら思ってます。
何故なら、努力をこういう風に語る場合、裏の意味が非常に含まれてるからです。
要するに

成功してないヤツは、皆すべからく努力してない

こんな裏の価値観がね。
別に言葉に罪はありません。世間の努力と成功者への価値観が大体こういうものだと言ってるまでです。
そして、我々ニートはまあ、人生の成功者とは言い難いものです。
そうすると、こういう「努力してないんだろ?」「甘えだろ?」みたいなのが
投げかけられるわけです。



ぶっちゃけふざけるなといいたい。
なんだそのニートは苦労してないし、悩んでないし、頑張ってないみたいな目線は・・・・。
「ニートはニートなりに、努力してんだよ!」
と言いたい。

毎日、自分と戦ったりしてます。毎日、生死をどうするか、人生どうするというLVで悩んでたりします。
毎日、自分への劣等感を脱却するためにエネルギー消耗してたりします。
毎日、なんとか抜け出そうと考えて、でも動けなくてみたいなのを繰り返してたりしてます。
これが努力でなくてなんなのか。努力が精神的疲労や苦痛をともなうものというなら、
最上級の疲労や苦痛ですよ。
そこを捕まえて「抜け出せないのは努力がまだ足りない」とか言うのは
はっきりいって、酷いものいいです。
そして、こんな意見、気にする必要はないと言い切ります。

大体ニートの方ってその人なりの限界でやってるのに。
限界が来ちゃって、折れちゃったりしてニートなってんのに。
限界の人に努力が足りない、なんていうのなんて、残酷ですよ。

ニートからの脱出というのは、簡単に出来る人には簡単かもしれませんが、
実際そうでない人も非常に多いと思います。
いや、俺の経験から言えば「仕事してるほうが楽」ですよマジで。
ニート脱出のときに色々「努力」したことに比べれば。
だから正直、仕事してて、ニート的経験のないヤツに「ニートは楽だなあ」とか
「努力が足りない」なんて言う資格はぶっちゃけないと思ってるぐらいです。

ニートの努力ってのは、眼に見えて分かりやすいものではないです。
内面との戦いなので。それも激しい戦いです。
でも、世間的には「何もしてない」ように見えるんでしょう。

正直「そう思われても仕方ない」のはあるっちゃあります。
貴方が努力してないから、そう思われても仕方ない、という意味ではなくて
外からは分かりようが無いから、そう見えても「仕方ない」という意味で。
ゆえに、だからといってそれに従い
「自分は努力してないんだ。足りないんだ」みたいに思う必要はないです。
俺が思うに、大抵の人はやってます。
足りないのは努力じゃなくて、ちっとばかしの前向きな心だと思います。


最後に再度いいますけど、仕事で努力する、ほうが全然楽ですよ。
少なくとも俺の場合ですけども。
その彼らがいう、ニートは努力してない!みたいな意見、
努力すべき!みたいな意見は気にしなくていいと思います。


ニート考察・回想録23「唐突に全てを投げたしたくなる」


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