ニート考察41「ニートがニート脱出できない一番の理由」

学習性無力感」って言葉知ってますか?

犬の実験であるんですよ。そういうのが。
そしてそれこそが、ニートを脱ニートさせない根本の原因。
核の理由ってのにつながります。


脱出できない人のまず全員が持ってる理由。


これをニート経験者以外で、理解してる人は
あんまいないんじゃないかと思いますけど。
あまりにも当たり前すぎて。

でも、本当に重要なところです。


一体何かというと。


自身の幸せを願うことすらやめてしまってる


ってことですね。


知らない人からみたら、意味不明かもしれませんな。

「学習性無力感」の話に戻りましょうか。
これは実験で、鎖につないだ犬に床から電気ショックを与え続けます。
当然犬は嫌がり、なんとか鎖をちぎろうとしたり
そこから逃げようとしたりして暴れます。
そのような事を数十回繰り返します。
すると、犬は電流に対する抵抗を諦めます。
その後、犬の鎖を外します。
そして電気ショックを与えます。
もちろん、鎖はないので逃げ出せば電気ショックから逃げれます。

しかし、犬は逃げません。
何をしても無駄だと「学習」してしまったのです。

これが学習性無力感です。


同じようなことがダメな感じの状態の人にも言えます。

幸せを願うという行動自体をそもそも諦めてる

最初は足掻いたと思います。最初の最初ね。
それは社会人なりたての頃かもしれないし、学生の頃かもしれないし、
小学生の頃かもしれないし、もしかすると、
それは物心付いた頃かもしれない。

しかし、何かがあり、失敗と認識し続け、そして学習した。
あがくだけ無駄だと。

本当に、普通の人からしたら、バカみたいな疑問ですよね。
自分自身の幸せを願わないなんてね。

でも、実際自分はそうでしたからね。
そんなもん、自分とは無縁だと思ってたし。
そして、自分がそんな「贅沢」なものを願う資格なんてないと思ってたし。
幸せになろうっていう意思なんて、欠片もなかった。

でもやっぱり、そんな状態で、幸せにはなれないんですよ。
だって、願ってないんだもん。
願ってないのに、たどり着こうってのは、やっぱりキツイ。

だから、気持ちはわかるけど、その上であえて言いたい。

願おうぜ、と。

幸せ願って何が悪いんだよ。
俺が俺自身の幸せを願って、何が悪いんだよと。
誰か困るのか。幸せな人間がひとりできると誰か困るのか。
困ったとして、それを自分の幸せより優先する理由なんてあるのか。

幸せの具体的なイメージが掴めない?
それがどーした。
そんなもん適当でいい。近づいてくればたぶん分かる。
「なんだか良く解らんが幸せになりたい!」で十分じゃないのか。
「なんだか良く解らんが、幸福感に満たされたい」で十分じゃないのか。

何を遠慮することがあるのか。

別に、幸せになりたい!と思ったから、じゃあすぐ行動しろ!
何、しない!?じゃあ幸せになりたくないんだな!とか言いませんからw

思うだけでいい。願うだけでいい。
ほんとのところ、俺はどうなんよと、内面に語るだけでいい。
そこがスタートであり、核です。
行動に移せなくてもいいんです。
ただ、それが心にないと、やはり、そこに進むことはできない。

自分がこれを意識したのは、本当に脱ニートの
とっかかりだったと思います。
斉藤一人の言葉で「やる気がなくてダメな人でも、
幸せになりたいと思ってる。それでいいんです」とあって。

そこでハッとしたんですねやっぱ。

そうだ、やっぱり自分は、色々ごまかしてたけど。
本当はやっぱ幸せになりたい。ダメ人間だけど、それでも願っていいのか。
いいんだ。よし、願おうと。
2,3年と半分ぐらい前の話です。


新興宗教的に、さあ眼を輝かせましょう!っていうんじゃなくてね。
願う以上は努力しろとかそういう話でもないので。

ただ、もし「幸せになれなくていいや」なんて言ってるとしたら
それ本音か?と言いたい。本当に本当に本音か?といいたい。

本当に、諦めてる人が多いと思います。
行動に何もでなくてもいいので、奥底では、目指して欲しいですね。
そして、それを願うということを、自覚して欲しい。

そこが、やっぱり根本だと思います。



↓なんか1日天下だと思ったけど、持続してて
 びっくりなので今後とも宜しくお願いします。
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PS:「学習性無力感」で妙に心に残る話があった

ノミって、数mも飛べるのに、ガラスの天井しめた箱に入れると
MAXジャンプ力がその箱の高さ分しか飛べなくなるんですね。
ぶつかるうちに、そこが限界だと学習して。そうすると、
箱の蓋を取っても、飛べなくなる。箱から出られなくなってる。

それを見た女の子が一言
「あと一回だけ、最後にもう一度頑張って
 大ジャンプすれば逃げられるのにねー」

それを聞いて別の人が一言
最後の一回なんて、とっくの昔に終わったのさ

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ニート考察40「許してください」

以前、ニート考察38「自己責任感も捨てていい」って話をしました。

その中で、何もかも自分のせいと思わないでください、って言いましたけど。


もしかすると、そこからさらに発展して、
自分のせいじゃない→じゃあ他人のせい→他人を憎む、
って言うふうにもなるかもしれませんが。


それは正直やめなよと思います。


他人が自分を差し置いて幸福そうだと、
余計にそう思うかも知れませんが、それでもです。

いや、別に、左の頬を打たれたら云々とか、汝の敵を愛せよとか
立派な理由で言うんではありません。


単に、憎んでる最中は「欠点探しモード」に入っているからです。


これがかなりの癌でね。
このモードに入ってるときって、要するに完璧主義なんですね。大体は。

この欠点探しモードなんですけど、このモードに入ると
相手を区別しない」んですよ。

どういうことかっていうと、憎い相手は勿論、自分に対しても、
欠点探しモードになってしまうんですよね。
もしくは、欠点隠しモードね。
そんで、勿論イライラしてるしね。

憎しみを育てて、あいつのどこが許せない、あれが許せない、
とにかく許せないって言ってると
人って不思議なもので、自分に対してもそうなります。
人の弱さが許せない時は、自分の弱さも許せないのでね。


自分の弱さが許せない
自分の失敗が許せない
自分の無気力さが許せない
自分の過去の判断ミスが許せない
過去の自分が許せない
自分そのものが許せない


この状態は、非常に辛いものがある。

憎しみを育てるっていうのは、これに一直線に近づくに等しい。


自分で自分を許せないっていうのは、本当にきつくて。
常に有罪判決を受けてるような。
監視、投獄されてるような、そんな感覚になります。

そんな状態で前向きになれっていっても、きついですよ。
無理でしょう。


自分も昔、本当に自分が許せなかった。
自虐的でチキンだったから他人を憎むってこともなかったけど、
自分の無気力さ、ふがいなさ、いくら決意しても動けない鈍感さ。
全てが嫌でした。
そして、それを許容してはいけないっていう思いがあって。
弱い自分を許すことが、できなかったというより、
考えつきもしなかった。
そんなことしたら、ますます自分に甘えて、現状に甘えて、
もっともっとダメ人間になってしまう。
もっともっと、自分に厳しくしないと。もっと精神を追い込まないと。
自分に対するハードルを上げろ、できない自分を責めろ。
もっと自分を反省しないと、戒めないと、厳しくしないと。

その結果、見事に気力喪失し、より長引くことになったわけですけどね。


でも、実際は違う。


ニート考察9「ニート時代から抜ける、一番の核」 では、一番大事なのを、自分を褒める、だと言いましたが、2番目に大事なものを追加するならば

自分を許す

を追加したいと思います。


周りがどういおうとも、
自分自身はずっと、自分と戦ってきたじゃないか。
成果はでてなくとも、間違いなく、頑張ってきたじゃないか。
皆さんも、内面では絶対にそうだと思います。
周りなんて関係ない。
自分が自分に対しどう思うか。

弱い自分を許す。
完璧でない自分を許す。
周りに迷惑かけてる自分を許す。
それでも許せない自分を許す。

できれば、声に出して、自分を許すとなおいいですね。
恥ずかしい話ですが、自分は実行して
一度泣いたことがありましたw
いやあ……無理してたんだなあって、ふっ、とね。


前に進むために、とても大事なことだと思います。


甘えが加速するんじゃ?なんて疑問はシカトです。
前に進むエネルギーをもらうほうがよっぽど大事でしょう。
そもそも甘えの状態なんて人生の成功度と無関係だと思ってますが。

自分を嫌いな状態で、どう進めますか。
自分で自分に鞭打っていて、どう気力がわきますか。


自分を許すこと。
前に進むために、それに必要なことを実行して欲しいと思います。


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ニート考察39「ダメ人間に何度も戻る人ってどんな人?」

これから、脱ニート、脱ダメな時期を目指してる人、
特に「やる気に燃えてる人」にこそ、伝えたいのですが。

タイトルのような人になりたくはないと思いませんか?

でも、実際はいますよね。こういう人。


せっかく、前向きになり、性格が変わったかのごとく
日々前進前進と生きてきたのに
ある日ちょっと手を抜いてしまって、
全く何もしない日ができてしまったり、
ちょっと続いたりして後悔に苛まれたり。

例をだすと、就活毎日やれてたのに
ある日、結局何もしない日ができちゃったり。

もしくは。

せっかく仕事やバイトについて、
最初は意欲に燃えてたのに、
いつのまにかモチベーションの維持ができなくなって
ニートに戻りたくなってたり。

こういう、正直世間的に見ると、どうしようもないな、
お前、せっかく変われたのに、お前何やってんだってタイプですが。

なりたくないですよね?

でも、なる人います。
じゃあ、どんな人がなるのか。


答えは





全員」です。



いや、当たり前だと思いますけどね。

人は、常に右肩上がりに成長するわけじゃないので。
戻ったりもします。

やってしまったときは、凄い後悔したり、自己嫌悪に陥ったりします。
自分を責めたりしますけど。

でもね、それは普通にあるんですよ。
貴方が特別ダメとかいうわけじゃない。みんななります。必ず。
そもそも根本からガラッと変わるというのは不可能だし。


上に上げた例とか、普通に自分の経験例ですが、
一度や二度じゃなく何回も俺は経験していて。
自分でも「俺は変わってると思ったのに……」と思ったとき幾度もあります。


でも、前書いた項目に関連しますけど、
それは結局、自分に対する完璧主義から抜け出せていないんですよ。


人は失敗します。常に右肩なんてありません。
失敗を、自分に許せてないんですね。だから辛いんです。

就活やるぞ!って心に決めて、毎日いったけど、心が折れそうになって
1ヶ月目20社受けたのに、3ヶ月目1社だけとかあります。
いや、就職した今ですら、今日はこれをやるぞ!って心に決めたのに
その日の終りに「寝てばっかだった……」ってときあります。

でも許しましょう。

戻っちゃうような日ってあります。
ダメになる日もあります。

人生は本当に、3歩進んで2歩下がるような感じです。

それに、長期的に見ると。
3日に1回ダメになってたのが、5日で1回、1週間に1回、
2週間に1回と、徐々に進んでたりします。

たった一回、その日を失敗したからって、心を折る必要はないです。
数日続いても同様です。
まあ多少やる気をなくすかもしれませんが、そういう時は声にだして
「俺すげえ頑張ってる」とか「今日も良い日だった」とか言ってください。

長期的に見れば、必ず進んでますから。
自分は、2年ニートして、働いて、3年以上またニートして、働いて、
また半年以上ニートして、を繰り返してきたので言えます。

人間、どんなに意欲的になっても、それでもダメになる日はあります。
そういうとき「ああ、戻ってしまった。結局自分は元からダメな人間だったんだ」とか
思う必要はないです。


そういう時に、完璧主義者にならずに、自分を許しましょう。


上手く行きかけてる時期。
そういう時こそ、完璧主義者になりがちですから。


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ニート考察38「自己責任感も捨てていい」

俺が成功したのは、何から何まで自分一人のおかげ

って言った人がいるとします。

なわけねーだろ!

って返しますよね普通。
世間的にもそうなるはずです。

ああ、そんなはずありませんとも。

何もかも一人で成功はできませんよ。
簡単な話、日本に生まれてこなかったらどうしてました?
スラム街だったら。紛争地域で地雷原を歩く子供役だったら。
家族、友人、恋人、仲間、師匠、彼らが誰か欠けていたら?
住む家、食事、服、本、メディア、情報、
それらを作る誰かがいなかったら?

本当に何一つ誰にも頼らず生きてきました?
なわけないですよね。

つまりね、環境って大事だし、周りにたくさん影響うけて成功したんですよ。







なのに、失敗だけは全部自己責任ってどういうことだよ!






よく聞きますよね。
「ニートは自己責任」だの。「結局自分に原因がある」だの。
「自業自得」だの。「打つ手はあったはず」だの。
「やることをやってこなかった結果」だの。

そして最後には、自己責任ですよ。

あーあー聞こえない。

いや、こんなの、聞く必要ないです。


成功が他人のおかげというならば、失敗だって他人のおかげですよ。
環境が天才を生むこともあれば、環境が天才を殺すこともありますよ。


だからいいますけど、ダメな時期にいる人って、大体元からダメなんじゃないんですよ。
だから自分は、時期っていうんですけど。
それを世間は元からみたいな言い方しますけど。それを自分で信じてる人もいますけど。
まあ過去の自分もそうでしたけど。

でもちがうんですよ。

この「自己責任論」こそ癌なんですよ

ああ、確かに「物理的には」取れる手段はあったかもしれませんね。
「今振り返れば」別の手段もあったかもね。
「知識をもって過去に戻れるなら」別の選択肢をとったかもね。

ああ、取れる可能性は確かにありましたよ。
別の手段、選択肢をね。

そして、その別の選択肢を選んでこなかったのは
紛れも無い自分ですよ。

たしかにね。
だから、今人生が失敗してる責任は全てお前自身にあるとそういうわけです。

でもね、これって「努力万能論」にも通じるんですけど
「人は何にでもなれるし、全ての選択肢を取りえれる」
という前提にたった意見なんですね。
でも何度も言ってますけど、人は何にでもなれませんよ。
人は変わりませんし、変われない。個性があります。
向き不向きがあります。ある人にとって簡単でも、別の人にとってそうじゃないこと、
その逆の事たくさんあります。
だから、全ての選択肢なんてとれませんよ。
小学生でも大学入試を突破できるはずとかと似たようなもんです。
ああ、そりゃあ物理的には突破できますよ。
でも、現実的には無理です。

環境もありますよ。なんか挑戦する度に怒鳴られて、挫折して、
何もしないのが正解だ、なんてすりこまれるような
人生送ってきたら、そりゃ何もしなくなりますよ。
でも、それ本当に全部本人の責任なんですか。


何もかもが自分のせいだって。
「本当は他人のせいで起こったことまで」自分のせいにしてる。
100%自己責任どころではない。
200%も300%も自己責任ですよ。


そんなふうに考えてたら、心が疲れてしまう。
だって、他人はどうにもできないですもの。
どうにもできないのに、どうにもできない場所で起こったことを
「それもお前の責任だ」と言われる。
「その失敗も甘んじて受け入れろ」とか「それも自業自得」といわれる。

これが自己責任の取り方?

バカいっちゃいけねえっすよ。


自分は、ダメな時期の方はそういう、「自己責任感がありすぎる人」が多いと思ってます。
貴方は、もし自分が成功したら、何割ぐらいが自分のおかげだと思えますか?
7割?5割?謙虚な人多いから1割とかいいそうですね。


じゃあその割合を失敗してるダメな時期にも適用させて下さい。


自分以外のせいにする勇気をもつことが大事。
良心が痛む?
気にしないことです。少なくとも、あなたの心に傷を与えたほうは気にしてません。
しっかりとあなたのせいにしてます。
あなたが相手のせいにしなくても、相手はあなたのせいにします。
失敗から学ぶのは大事です。でも、それと自己責任感があればあるほどいいというのは繋がらない。

本当に癌なんですよ。
どれだけ言い過ぎても、言っても言っても足りないぐらいなんですよ。
何もかも自分が悪いって思いすぎなんですよ。
この記事読んだ人は、その思うことを今すぐ全部やめて欲しいぐらいなんですよ。


なお、自分は大体MAXでも5:5ぐらいに考えるようにしてます。
就職して、どんだけ真面目にやった上でも仕事できなくても、
取ったお前も(もしくは教えるお前も)半分悪いだろう、みたいに。
どうでもいいときは、1:9ぐらいで周りの要因でしょって思ってます。


あ、自分のせいにしないっていうと、他人のせいと思え、
他人を憎めって話に繋がりそうだけど、
そういうのとはちょっと違うので。
ここに関してはまだちょっと補足があるので、また後日語ります。



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ニート考察37「いつまでに就職しよう、はやめれ」

ニートの方のblogって、自分は結構回るし、いろんな人の
こう、ダメな時期に入ってる人の意見を聞いてて思うんですけども。

周りを失望させないために?とか。見栄のために?とか。
夏までにはとか、あと3ヶ月のうちにはとか、あと1ヶ月とか一週間のうちには
仕事しないと、しないとって自分を追い込む人いますけど。
blogで宣言する人いますけど。


やめたほうがいいですよ。


もし、失敗したらどうします?

凄く跳ね返ってきますよ。


そして、それでいて、貴方は失敗するんじゃないかと内心思ってるはず
3ヶ月のうちに「出来る気がする」じゃなくて「しなきゃいけない」ですからね。

そして、日が経つごとに「もう失敗できない」となるはず。

そんな状況では難しいです。


何がか。


チャレンジが


動くことが。



挑戦というのは、試すというのは、失敗を恐れないというのは、
口でいうほど簡単な事じゃないんです。

平均台があるとします。
地上3cmの台の上ならわたれても、300mの台の上は渡れません。
失敗した時のリスクが違うからです。

失敗を恐れるなといっても、無理です。


自分に対し、そういう「もう失敗出来ない」「もうこれ以上ニートできない」と追い込むことは
台の高さをガンガン上げてる行為に等しいです。

期限が近づくごとに台があがる。

危機感から動くかも、と思うかもですが、危機感はリスクをこえて働くことはありません。
動かないほうが安全なら動かないだけです。
そもそもニートは危機感を余りにも日常的に感じるあまり、感覚が麻痺してますので
今更たいして効果もないです。
(ニート考察15「危機感なんぞニートには不要!」 )


失敗は怖いですか?

就活自体に挫折することが。
書類で落ちることに心おられることが。
面接から逃げ出すことが。
就職して人間関係でイジメにあうことが。
就職して即退職することが。

怖くないですか?
自分は怖かったですよ。昔。

でも怖いままで、挑戦はできません。
台があがってるからです。
もう落ちれないって信じてるからです。


失敗してもいいんだ


そう思って、初めて挑戦できます。
台を地上に下ろせます。


何回も何回もいうけど、人生は長いです。

あと3ヶ月のうちにとか。
あと1ヶ月のうちにとか。

勝手に自分で期限を作って追い込むのは辞めましょうよと。

失敗が怖くなるだけです。

今の時代、普通の人でも3ヶ月はかかります。半年ぐらいでもありえます。

3ヶ月たったあとも人生は続くし
1年後かってあるんです。

いつまでに自分は変身する

それやめましょう。

一歩ずつ自分は前進する

それだけでいいです。
たまには戻るときもありますけど。
自分は3回ニートに戻りましたし。

でも、絶対進んでますから。

期限があるとしたら、貴方が寿命で死ぬ時です。

そこまでは、何回失敗したっていいんです。
若いときにしか幸せは味わえないなんてことはない。

人生は1年……いや、3ヶ月で激変するときもあります。
今の自分とか、たった1ヶ月で凄まじく激動しているw


この期限までになんとかしなきゃいけない。
この期限を過ぎたら、いよいよもってもう無理だ、なんて区切ってませんか。


辞めましょう。
だいたいね、自分、これで動けた試しないですよ。
他人の信頼なくすわ、自分が嫌いになるわ散々です。
そもそもできると思って言ってないですからね。
半ば言わされてるというか。

それを言うのを辞めてからです。実際に動いたのは。
こんなの、いえばいうほど期限を破る自分が嫌いになりますよ。


危機感を友達に、無闇に追い込むのは辞めましょう。





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ニート考察36「正論なんて役に立たない」

前回の続き。

正論を信じなくていい理由の一つは、

真反対にすら正論は存在するから」といったけど。


今回はそのもう一つ。
それは何かっていうと。


正論は解決策ではない」ことが多いということ。


過去に対しての意見だったり。
現実的でない意見だったり。
抽象的だったり。
理想論だったり。
そもそも提案でなかったり。


つまり
「お前はあの時、ああしてればよかったんだよ」とか
「5年かけて資金ためて海外でればいい」とか
「死ぬ気で頑張れば成功するよ」とか
「就職すれば解決するから、就職しろ」とか
「恋人がいない?だからお前はダメ人間なんだ」とか

これらは「正論」ではあるかもしれないけど
だからといって現状脱出に役に立つかと言うと、そうではない。


今、自分のおかれてる現状、というものがあるんで。
今自分に出来ることを具体的に言ってくれないと。
なんとも動けません。動けるはずがない。

あと多いのは否定論ですかね。

「そのやり方は間違ってる」だけで止まってる。
でも、それを言われてどうすればいいんですか?
「自分で考えろ」
思いつかなかったら?
「それはお前のせいだ」
そう言われてもね。
どうしようもないでしょうこんなの。

代わりに何もするな、とでも言うのか。

それを真摯に聞いて、何もしなかったとして、何が自分の役にたつのか。

例えば「いずれ死ぬから今死んでも同じ」。
これだって正しいですよね。でもそれを聞いて何か+になるかっつったら、
なるわけないわけで。



自分は、ダメな感じになりやすい方って、真面目で誠実な人が多いと思っています。
だから、たくさんある「正論」を「なるほどその通り」とすべて真に受けてしまって。
まあ、それが建設的な方向ならいいんだけど。
自分を否定する正論」をたくさんまともに受け止めてしまって。


それで、前に進むエネルギーを消耗していってる人が、
結構いるんじゃないかなと。


少なくとも、自分はそうだった。

「やらなきゃ行けない事がわかってるのに、やれない人間をダメ人間っていうんだ」とか。
「20後半にもなって、まともに稼いでないなんて人として恥ずかしい」とか。
「そもそも元々の人間としてダメなんだ」とか。
「とにかくなんでもやれ。やれないのはやる気がないから」とか。
あまつさえ、それを人からいわれるどころか、
自分で自分に言う」始末。

「言ってる事自体は正しい」から聞く。まともに受け止める。
自分がダメといわれたらそう思う。

でも、こんな正論、何の役にたつんでしょう。
単なる弱いものイジメの道具じゃないですか。
正しさってそういうふうに使うもんじゃない。


上にあげたように、正しいから聞かなきゃいけないってのは、ないです。
前回いったように、道に迷います。
今回いったように、エネルギーも失います。


大事なのは、正しさじゃない。
正確には、正しさだけじゃない。


正しいから聞かなきゃいけない、受け入れなきゃいけないってのはないんです。

正しさの上に、楽しさや興奮など、
プラスのエネルギーを与えてくれるのが、本当に受け取るべき意見です。



正しいから聞け、っていわれても、聞く必要はないです。


正しいだけならだれだって言えるんです。
どんな方向からだって、誰だって言えるんですよ。

間違っていても、正しい意見は言えるんですよ。
分かりますかね。

この意見自体もふくめてですけど、正しいこと、それのみに意味なんて、ない。


正しさを盾に、非難されるようであれば。
または、正しさを盾に自分を非難するようであれば。

即刻距離をとるか、やめるかするといいでしょう。


結局、その意見で救われることはないんで。


正しいかどうかなんて、前に進めるエネルギーを
もらえるかどうかに比べればささいなことです。


その意見を受け入れると、前に進むエネルギーをもらえそうですか?
楽しくなりそうですか?


それが無いなら、無視していいんですよ。
正論を無視する勇気を持つのが大事。



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ニート考察35「正論なんてどうでもいい」

相手が正しくても、話は聞かなくていい。


理由は2つあります。


1つは「正しさ」が唯一無二じゃないこと。というか無数にあること。

難しいことを言うつもりはなくて。


例えば、ある人が「今のこの時代、成功するには起業がオススメ」
といったとしましょう。
50年努めれるかという以前に50年企業が持つかも怪しいし、
それを思うとサラリーマンも高リスク。
起業のリスクとそう変わらない。でもリターンは絶対的に違う、
そして起業って意外に簡単なんだ。ローコストでできる。
だから今こそチャンス……などという理由で。
で「確かにそのとおり」と言えるわけです。


しかし、ある人が「この時代、起業はオススメできない。普通に社員に」と言います。
曰く、皆成功できない。曰く、才能がいる。
曰く、それをいう人は、成功支援を仕事にしてる人で、貴方を餌にしたい人だ。
そんなに稼げるなら、人に勧める前に自分が事業を一つ増やすはず……
などなど。
そして「確かにその通り」とそれも言えるわけです。

ちなみに、上の意見は、自らも起業家であり起業支援の実績を多数持つホリエモン。
下の意見は、2ch元管理人のひろゆき氏の意見です。
両者とも、成功者であり、実績があり、そして、どちらの意見も正論ととれる。

でも、意見としては真逆。

こういう事はたくさんあって、上司にははっきり意見を言うのが正しいが、
ただハイハイいって機嫌をとるのも正しい。
真面目に誠意を持つ人が成功する、ずる賢いヤツが成功する。
この仕事を選ぶべきだった、選ぶべきでなかった。
環境が悪い、自分が悪い。
何かしろ、何もするな。
真反対なのに「どっちも正しい」なんてのがたくさんあります。

こんなのを「正しいから」と全部素直にしたがっていたらどうなるか?
スイカ割りで全員の声を信じるようなもんです。
その場でうろうろした挙句にどこにもたどり着けずに転ぶのがオチなんで。




「正反対にも正しさがある」
これが一つの理由です。


だから「俺の言う事は正論だから従え」とばかりに
きつく言う人いますけどそんなに気にしなくていいですよ。
正しさってどこにでもくっつくんです。


どこにでもつくっていう意味は、ちょっと深いです。


つまり、ダメ人間だと自覚してる人。
その人だって、自分なりの意見を持ってるわけです。
その人だって、正しさがあるんです。

自分も、それなりにニート⇔労働者を往復したのでいえますが。
ニートの時におかしいと感じた事って、やっぱ大体おかしいんですよ。
ここはここで、また語ると長くなるんですけど。


自分の意見に自信を持っていいと思います。
「相手が正論だから、反論してはいけない」なんてこともない。
「言う事を聞かなければいけない」ってこともない。
丸々受け止める必要なんてないんです。特に自分が受け止めることによって
大きく凹むようなら尚更。


正しさなんて、そう重要じゃない。前に進むエネルギーにはなりえない。


これが、正論なんてどうでもいい一つの理由。
もう一つの理由は、次回に語ります。



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ニート考察34「同じことで悩んでもいい」

自分は、ニート2年→労働9ヶ月→ニート3年半→労働4ヶ月→ニート半年→労働2週間(←今ここ!)と、
ニートから復帰してはまたニートにと繰り返してきたんですけども。


悩みって結構共通してるものがあったりするんですよね。


1回目のニートの時は、あんなに仕事したいって思ってて、そういう希望に溢れて仕事について仕事をはじめるんですけど、仕事につくと、また別の辛さが出てきたりします。そういう時は、ニートに戻りたいって思ったりする。そして、ニートに戻ると、ああ俺はダメ人間だ、またどうしても働きたい、働けばこの最悪な精神状態から抜け出せるのに、とかって思う。でも、働くとまた、ここから抜け出したい……ってなったりする。


ブレまくりですね。

その上、まるで成長していない……ともとれる。

脱ニートはたして、その後またニートしてるわけですからね。
しかも3回も。


でも、だからといって成長してないかというと、そうでもない


とはいえ、2回目、3回目のニートの頃は、それで悩んでました。
またやってしまった。

俺は結局、なんだかんだいって成長していないのか。
成長したつもりだったけど、たまたまだったのか。
実は成長していなかったんじゃないか
そういう風に悩んでました。

人間性能がまた衰えた、って思ってしまうと本当に辛い


でも多分、次はもう悩まないと思う。
なんでかっていうと、そういうもんだと分かったから

人って、その環境に応じた精神状態になるんですね。これはどうしようもない。
社員の時に、ニートの精神状態になって、今の状態を考えることは非常に難しいし
ニートの時に、社員の時の精神状態になって、今の状態を考えることも同様に難しい。


人は、環境に本当に大きく影響されて。
どうしてもそうなってしまう。

だからもし、自分と同じように、ダメな状態から一旦脱したにも関わらずまた戻ったりした人がいたら、決して、人間自体がダメに戻ったわけではないと言いたいですね。

そういうテンションになりやすい環境に身を置いただけなんです。
経験値は、裏でしっかりたまってます。
戻ってない。前に進んでます。また此処にくることは、必要なステップだったといってもいいぐらい。
そして、以前のところは、必要なくなったからここにきたんだと。


人は前に進んでると確信できてるときは本当に強いけど、
後ろに進んでると感じると、本当にもろい。

でも、絶対前に進んでますから。


環境については、色々と補足があるので、また語りたいと思います。







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ニート考察33「他人の成功を見たくない」

他人の成功……。
自分が成功してるときならいいけど、そうでないとき……。

いっちゃいけないのはわかってるけど、それでも言おう。

見たくない。

ありますよね?


しかも、ダメな時期の時はこれがさらに顕著になります。

どうなるかというと。

他人の成功が嫌なだけだけでなく、
頑張ってる他人の姿を見ることすらイヤになってきます。

頑張ってるひとって輝いてますよね。
輝いてる人に会いたくないというか、見たくないというか。
まあ近寄りたくないんです。

でも、嫉妬ってわけじゃない。
嫉妬とはちょっと違う。

どっちかというとヒガミですね。

羨ましいんではなく、ダメな自分を再認識させられるのがイヤなんです。
で、自分を嫌な気分にさせる、相手が嫌いなんです。
で、相手がいい奴ってわかっててもそうなんで、そういう風に思う自分が余計に嫌なんです。
だから、自分を嫌にさせる相手が嫌になる自分を嫌になるのが嫌だから、
見たくもあいたくもないんです。

ややこしいですけど、そんな感じ。

人の成功を認めよう!褒め称えよう!って思ったりするんですけど。
中々上手くいかない。
ヒガミがどうしたってさきにくる。惨めさとか。

周りの人に、結婚おめでとう!ボーナスおめでとう!
就職おめでとう!って素直にいえないわけです。
言わなきゃいけないのは分かってるし、彼らが悪いわけではないけど。

言えない。
だって自分が幸せじゃないし。


そういうときですけど。

どうすればいいのか。




その感情に従ったほうがいいです

無理に人に近づいて、褒めようとしない方がいいですよ。


そんで、自分が幸せじゃないからいえないわけです。
じゃあつまり答えは逆です。


まず自分です。

とにかく自分です。


周りを褒めるなというわけではないですが、それは自分のあとにしてください。

「なけなしの好意」なんぞ与えたら余計に疲れますよ。
「溢れんばかりの好意」になるまで、自分から自分への好意を溢れさせるのが先です。

つらいときに、人に祝福することは本当に難しいです。
出来る人は凄い。そのままでいてください。


出来ない人……俺みたいな人ですけど。

いや本当に昔は辛かった。結婚おめでとうとか、年下の親戚に就職おめでとうとか。
まあそんなオオゴトじゃなくても、ね。
仕事が簡単に終わったとか、なんか覚えたとか、
それすらも自慢に聞こえるヒガミっぷりで。



まず自分を祝福するのが良いでしょう。

自虐する暇があったら、自分を肯定することです。

そーいうところから、段々前向きになっていくと思いますよ。
とにかく、前を向かないと前に進めませんし。



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ニート考察32「ニートって本当に異常なの?」

ニートって、なんか社会の異物・異常者みたいな扱いされますけど

言うほど異常ですかね。

正直言って、今の世の中って労働環境がまず異常ですよね。
まあ法律に沿って、有給完全消化、週40時間労働、サビ残なし、休日出勤無し。
人のプライベートは尊重し、生きるために仕事している事を理解する。
そんな「正常な」「普通であるべき」企業が、レアなわけで。

で、それを異常だって思って、働きたくない、もしくはそんな環境でやりたくないって思って
ニートになるひとも少なからずいるわけですけど。

そういう人って、異常なんですか?

異常を異常だと思う人が、異常なら、正常ってなんなんですかね。
むしろ、正常だからニートになっちゃったんじゃないかとか思うんです。

だって、小さい頃から教えられてきた社会正義。
正直さ、素直さ、法を守り、他人に迷惑はかけない、自分がされて嫌なことは人にしない。
そういうのが正しいって教えられてきて、いざ社会にでると
社会が「異常だらけ」に見えるわけですよね。
嘘、欺瞞、裏切り、人をまるで道具扱い、こういうのが普通にあるわけですし。
社員に求めることを、会社は大抵やってくれない。
でも、それをおかしいっていうと、おかしい人扱いされる。
それが嫌だっていうと、嫌だって言うのがおかしいって言われる。


寓話で、一つ目の国ってありますよね。


ある男が、一つ目の国にたどり着いた。
そこは、眼が一つしかない人の国で、男は散々変な奴扱いされました。
そして男は、一つ目の人間に囲まれているうち、
自分がおかしいのではないかと思い始め、
最後には自分の眼を潰して、自ら一つ目になった……。


っていう話です。

この話、今の日本にも当てはまらないですかね。


自ら眼を潰してる人が、多い気がする。
そして、お前も眼を潰せと迫ってくる。
そういう構図。


おかしいものは、おかしいって思うのが、正しいですよ。





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