何で買ったんだっけかな……。誰かにメールで勧められたような。
それかフラっとタイトルに惹かれて買ったんだっけか。
レビューの☆とか、評価が高かったから。
まあ、タイトルセンスはいいですよねー。
ネガティブな就活時代を送った自分にはビビっときます。
これはとりあえず読まざるを得ない。
そういうわけで、気づいたら注文してました。
アマゾンで中古でかなり安くですけどね。
結果は……。
★★☆☆☆ 星2です。 ※レビュー基準について
うーん……。
ニートとか、ダメな感じの人がどんなことで悩んでるかっていうのは
割とストライクで、分かってくれてる感があって好みなんですけど……。
「働ける」けど「働きたくない」人向けの本であって
「働き方が分からない」上に「働きたくない」という人向けではないですね。
ちょっと拍子抜けかな。ターゲットじゃない感じ。
結局、この本は「哲学」の本なんですよ。もしくは哲学に導く本。
世の中は理不尽であり、人は無力で、悩むものである。
だがそれゆえに、人生は面白いのではなかろうか。
その痛みがあるゆえに真実がみえるのではなかろうか。
幸福よりも真実を目指すことが、
真実の生き方につながるとかなんとかかんとか。
ぶっきらぼうに要約するとそんな感じ。
脱ニート的な本かと思って読んでたら、
哲学誘導書だったでござる的な。
いつのまにか哲学は素晴らしいよみたいな話になってました。
まあ、それを読んだ感想としても
「あんま救いにならないなー」という感じですね。
なんか、基本的に、哲学って持たざる者の学問かと思いきや
持てる者の贅沢な学問って言う気が本を読んでてしました。
恋人いない歴=年齢で「真実の愛とはなにか」とか
いくら考えても幸福になれん気がします。
それより恋人一人つくれよと。
ましてや、恋人ができなくて苦しんでるのに
「だからこそ人生面白いだろう?」とか言われても
誤魔化されたような感覚しか受けないというか。
酸いも甘いも経験した人が考えるならともかくさ。
同じように、この本は、仕事をやろうと思えばすぐできる、
だけど働きたくない、そんな立場の人向けの本だと感じましたね。
とりあえず、脱ニート的な本を求めてるなら全くオススメできません。
今抱える悩みについて、ひたすら考察したいというならまあいいと思います。
はあ、本当に脱ニートの本がないな。
残念至極です。
また適当に紹介します。
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中島義道氏の本、何冊か持っています。
最近は、かなりの頻度で粗製濫造気味に本を出版されていますが、
内容は似たりよったりです。
氏の主張では、
「幸福とは、思考停止しているがゆえに、一瞬幸福であるかのような
錯覚を覚えるに過ぎない。人間は、生きている限り不幸なのだ。」
というようなものです。
間違っていない(それこそ反論できない)かもしれませんが、
「それを言っちゃあおしまいでしょ」なことを延々言い続けるのが
氏の芸風です。
オレは、まだ粗製濫造していなかった頃のを、ヒマな学生時代に読んで、
なんつーか、血肉化してしまったモノがあります。
仰る通り、脱ニートを目指す方にはまったくオススメできません。
あと、養ってもらえてて、まだ将来のことなんか何も考えていない
学生が読むと、(社会的に)「ダメ」な人になってしまう可能性大です。
オレがそれですが。
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学歴無い人には学問するような物資が足りないのに
周りから見ると一人で暇なら考えられるはずだと思えるみたいで。
少なくとも、収入という壁を越えないと今より良いものはそう得られない
それだけなんですよね
でも先に希望を持ってないと進めないので
元気が出る話でも読んだ方がいいかもです
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>>田村一等兵さん
うわあ本当だ。アマゾンで検索してみたら、商品269件とか……。
そんなに粗製乱造してる人だとわ。
あの思想に浸ると、活力は消えていきそうだな、とは思いました。
楽しい人生なんてあるわけないだろみたいなのが前提なんで。
>>ななしさん
元気がでる話でも読んだほうがいい。まさにそんな感じでした。
深い考察ができる気分にはなっても、元気がなくなる本です。
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こんにちは。ブログいつも見ています。
私も自己啓発本を何冊か読んでいますが、
現実に生かせると思えることはほとんどないです。
脱線しますが、私は20代後半ニートです。
学生時代から社会人の今まで、パワハラ等を受けてきました。
退職して精神科に通院して、回復して仕事についたら
また退職して通院しての繰り返しです。
自分には価値がないと思っていますので
最低賃金のアルバイトを選ぶのですが、
面接のたび今までのことを根掘り葉掘り
聞かれて悲しくなります。
家族は、私を優しい子だといってくれますが、
それが何だというのでしょうか?社会的にはニートです。
私がニートでいるために、老後を楽しむはずの両親は共働きです。
職安の相談、カウンセリングには何度も行っています。
すぐに見つかる若いから、といわれますが、
家族以外とは怖くてまともに話すこともできません。
私の体は健康です。
仕事ができる状態です。
けれど、私は仕事につきたいと思う反面、
仕事というもの自体が怖くて仕方ありません。
家族に励まされて楽しいときも、自分がどうしようもなく情けないときも、私は社会的にニートで、
周りの人は働いていることで社会から必要とされているという事実に変わりはありません。
失礼かと思いますが、地雷屋様は、どのようにして自分に自信を持つようにしていますか?
私は自信が全くありません。
就活生が何十社受けたという話を聞くと、採用されたら、
その中のどの会社でもやっていく自信があるのだと思い、
すごいことだと思います。
求人サイトには、何でも30歳ではじめるのは遅すぎると
書かれています。なので、あと数年の私には、すでに何ごとも遅いのだと思います。
あたりまえのように一般化している社会間の厳しさと、
家族のくれる言葉、温かさの温度差に
対応することができません。一方を受け入れ、
同時にもう一方を受け止めるだけの精神的な余裕が
ありません。
以前職場で頭がおかしい使えないと言われた時に、家族に大切に育てられたんだね(笑)と何度も言われて、
家族まで悪く言わせてしまう自分がどうしようもなくなりました。
家族のかけてくれる言葉を受け入れると、
安心してしまい、社会に出て行けなくなりそうだからです。
すみません。
愚痴を書く気はなかったのですが、
時間だけはあるのか、暗いことを考えてしまいます。
先ほども書きましたが、自信を持つようにできる考え方とか、
もしあったら教えていただけますか?
変な意味で聞いているのではなく、ブログを拝見していて、地雷屋様は、自らの価値観にそって書かれているので
元気がもらえるし、尊敬しています。
なので、よろしくお願いします。
気分を害したらすみません。
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僕も中島さんの本は何冊か読みました。
「私の嫌いな10(?)のことば」なんかはかなり共感できました。「働くのがイヤ・・・」も僕が働く気にならない理由をしっかり言い当てているような気がして、なかなか親しみの持てる本でした。
ただこの本で働く気になるかというとそんなことはないわけで、むしろニートを長引かせる気がします。どうせこの世は理不尽であり、そもそも生まれてきてすぐ死んでしまうことが究極の理不尽なんだから、その理不尽から目をそらさず、働いて理不尽を味わいつくそう、みたいなこと言われてもますますやる気を奪ってしまいます。
中島さんみたいに人生を半分降りて、生きていることは不幸だと見切りをつけている人ならともかく、ほとんどの人は今生きてる人生に幸福を求めていて、どうすればその幸福が手に入るか分からないから苦しんでいるわけであって、普通の感覚で生きているニートの人達にとってこの本は共感できる部分がとても多いからかえって危険な本だと思います。
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うーん、どうしてもこういう本って抽象的内容に終始して、具体的な解決法は提示してないんですよねぇ
きっとニートってる人に一番必要なはハウツーなんだろうと思います。あるいはニート状態から脱出した人の具体的な体験談。
そういう意味では自分にとってこのブログはとても参考になっています。
管理人さんも本を出してみる…?
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ニートとか、ひきこもりって、
変な商売のターゲットにされやすいですよね。
僕は、どうして自分は・・・
って悩んでた時期にいろーんなダメ本を買ってしまいました。
そんで、余計に、コンプレックスが強まりました。
今では、開き直ろうとしています。もちろん、善処はしますが。
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本の一冊で現実的な問題が解決できれば、苦労はしません。
哲学書の類いなんか単なる言葉遊びもいいところです。
自分も随分自己啓発本の類いをさ迷い歩きました。
結果答えはごく単純なものでした。
難しく考える必要などなかった。
もともと自分が育った家庭には、普通の家庭にあるような要素が悉く欠けてしまっていた。
ただそれだけでした。
そういう不幸な日常の結果が、今という現実だということです。
哲学書や自己啓発の本が読む人にとって血肉となりえる存在となるかは、読む人自身の資質や育ってきた環境に大きく影響されるかもしれません。最近ニートの夢、幸せって何なのかと考えることがありますが、自分を例に挙げますと大金を獲ること(前にも書いた)なのですが、ではそこから先はと問われると答えに窮してしまう自分がいるのに愕然としています。思考停止、創造力の欠如、単調な日常は人間の精神を殺してしまいます。かといって社会に出て理不尽な思いを味わうか、これも多くの精神的殺人を伴います。
つまりニートは二重に鎖に繋がれているのと同じわけです。
そこに哲学が入り込む余地などないのです。
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10月10日の記事を読ませて頂きました!よくわかります。ある程度の年齢になると、いつまでも物事の正否で悩んでいられないって気になります。早く動き出さないと何も変わらないぞ!って感じです。なんか上手く言えてなくてすいません。でも「三十にして立つ。四十にして惑わず。」とはよくいったものだと思いました。いや、まだ二十代なんですけどね。
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おはようございます
仕事前なんで
応援だけで失礼します。
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>>NOMIさん
>ただこの本で働く気になるかというとそんなことはないわけで、むしろニートを長引かせる気がします
そうなんですよね。そこが残念でした。
やる気のない人を、余計自殺とかに誘うような。夢も希望もないというか。
>今生きてる人生に幸福を求めていて
全くです。手に入らないから諦めろと言われても困る。
>>kazさん
>きっとニートってる人に一番必要なはハウツーなんだろうと思います。あるいはニート状態から脱出した人の具体的な体験談。
これ結構、こだわって語りたいところです。ハウツーは絶対に必須。
でも、マインドも重要。両方ですね。
>そういう意味では自分にとってこのブログはとても参考になっています。
>管理人さんも本を出してみる…?
自分が就活していないこともあって、マインド寄りになってるのが、自分で不満なんですよね。
ハウツーがもっと充実させないと。
>>茶々丸さん
自分は、やる気を引き出してくれる本意外、全部無用でした。
今役に立つかたたないか、それだけですね。
>>ななしさん
今餓死にしそうな人にとっては、哲学とかより
お金稼ぐノウハウのほうが何倍もありがたいですよね。
自分は斉藤一人さんで、そこは救われました。
救われる一言が一つでもあれば、本を買う価値はあるかもしれない。
>>トンボさん
正しいとか、どうでもいいんですよ本当。
大体、皆もうある程度分かってますからね。
分かってることを言われてもイラつくだけです。
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>>YUKIさん
何度も読みました。よくわかります。
どんなに遅いことなんてないし、受け入れてくれる企業は必ずあります。その幸運をひたすら信じるだけです。ここらは長くなるので、記事にして語ろうかと思います。