今回は「努力」について書いてみようと思います。
◆努力は素晴らしい・・・いやいや
正直、俺はこの「努力」って単語が余り好きではありません。
まあむしろマイナス値の感情ですね。ありていにいえば嫌いです。
名言としてこういうのがあります。
「努力したものが全て成功しているとは限らん。
しかし、成功したものは皆すべからく努力している」
努力が報われないからといって腐っちゃいけない。努力を捨てちゃいけないと言ってるわけです。
良い言葉ですね。これだけですむならね。
しかし、この言葉は現代日本においては、名言とは俺は思いません。
むしろ嫌な言葉だとすら思ってます。
何故なら、努力をこういう風に語る場合、裏の意味が非常に含まれてるからです。
要するに
「成功してないヤツは、皆すべからく努力してない」
こんな裏の価値観がね。
別に言葉に罪はありません。世間の努力と成功者への価値観が大体こういうものだと言ってるまでです。
そして、我々ニートはまあ、人生の成功者とは言い難いものです。
そうすると、こういう「努力してないんだろ？」「甘えだろ？」みたいなのが
投げかけられるわけです。
ぶっちゃけふざけるなといいたい。
なんだそのニートは苦労してないし、悩んでないし、頑張ってないみたいな目線は・・・・。
「ニートはニートなりに、努力してんだよ！」
と言いたい。
毎日、自分と戦ったりしてます。毎日、生死をどうするか、人生どうするというLVで悩んでたりします。
毎日、自分への劣等感を脱却するためにエネルギー消耗してたりします。
毎日、なんとか抜け出そうと考えて、でも動けなくてみたいなのを繰り返してたりしてます。
これが努力でなくてなんなのか。努力が精神的疲労や苦痛をともなうものというなら、
最上級の疲労や苦痛ですよ。
そこを捕まえて「抜け出せないのは努力がまだ足りない」とか言うのは
はっきりいって、酷いものいいです。
そして、こんな意見、気にする必要はないと言い切ります。
大体ニートの方ってその人なりの限界でやってるのに。
限界が来ちゃって、折れちゃったりしてニートなってんのに。
限界の人に努力が足りない、なんていうのなんて、残酷ですよ。
ニートからの脱出というのは、簡単に出来る人には簡単かもしれませんが、
実際そうでない人も非常に多いと思います。
いや、俺の経験から言えば「仕事してるほうが楽」ですよマジで。
ニート脱出のときに色々「努力」したことに比べれば。
だから正直、仕事してて、ニート的経験のないヤツに「ニートは楽だなあ」とか
「努力が足りない」なんて言う資格はぶっちゃけないと思ってるぐらいです。
ニートの努力ってのは、眼に見えて分かりやすいものではないです。
内面との戦いなので。それも激しい戦いです。
でも、世間的には「何もしてない」ように見えるんでしょう。
正直「そう思われても仕方ない」のはあるっちゃあります。
貴方が努力してないから、そう思われても仕方ない、という意味ではなくて。
外からは分かりようが無いから、そう見えても「仕方ない」という意味で。
ゆえに、だからといってそれに従い
「自分は努力してないんだ。足りないんだ」みたいに思う必要はないです。
俺が思うに、大抵の人はやってます。
足りないのは努力じゃなくて、ちっとばかしの前向きな心だと思います。
最後に再度いいますけど、仕事で努力する、ほうが全然楽ですよ。
少なくとも俺の場合ですけども。
その彼らがいう、ニートは努力してない！みたいな意見、
努力すべき！みたいな意見は気にしなくていいと思います。
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以前に書き込みをさせてもらったものです。
ぼくは、１０代で、ホームレス、ネットカフェ難民になったので、自己責任、努力しないせいだといわれると腹が立ちますね。中学のときは、睡眠時間３時間で、勉強していましたからね。でも、家庭崩壊でばらばらになっちゃって。人生むちゃくちゃですね。
そんな事情も知らずに、ただ、引きこもってるとか、働いてないとかいわれると、殺してやろうかと。
あ、これただの、胡散晴らしに書いたので、相手にしなくていいです。共感して、書き込みたくなったら、書き込みします。放置でいいです。迷惑ならいってください。
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>>にーとさん
おひさしです。それは頑張ってきましたね。まあ、鬱憤晴らしもときには大切ですよ。分からない人には、分からないもんですね。仕方ないです。
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このサイトとご紹介されている本を読んでかなり前向きになりました。
ほんとありがとうと言いたいです。
この記事にもかなり救われました。
僕のBlogの自伝の方にこう書いてるんですよ。
「もう精神的にも社会的にも追い詰められていた。
毎日引きこもって絵を描いてるだけの生活は辛かった。
怠け者が絵を描いてるだけだって思ってもらっても結構だけど、
社会参加できないで生きてるだけ、生かされてるだけ、
何時この生活が破綻し仕事もないまま家を追い出されるか
その恐怖でいっぱいだった。」
ほんといやな目に合った。身障者だから働けない、
金がないといえば「働け」と言われ、働きたいと言うと
「貴方は要らない」と嫌味を言われ八方塞だった。
このサイトを見て現状の自分の良い部分を見て
結構恵まれてるんじゃね自分ってって思う事が
できるようになりました。
人間関係が破綻し不愉快な思いをする事が多かったですが、
このサイトに来て救われたと思います。
まだまだ受難は多いですが、あんまり頑張らない程度にやって
なるべく自分が好きな様にお金を稼いでまったり生きたいと思います。
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疑問なのですが
「努力したものが全て成功しているとは限らん。
しかし、成功したものは皆すべからく努力している」
という言葉は
成功してるやつ→必ず努力している
成功してない奴→努力してるやつもいるし、してない奴もいる
と私には読めるのですが
「成功してないヤツは、皆すべからく努力してない」
と取るのは裏を読みすぎなのでは
成功するには努力がいる、でも努力だけでは足りないこともあるみたいな…
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>>回転さん
そういってもらえると嬉しいですねｗありがとう。サイト見てますけど、回転さんも色々頑張ってますよね。俺はネット関係でサイドビジネスとか出来たらいいなーとか思ってるんですよね。「こういうのあったら金になるんじゃないか」というのを暖めたりしてます。お金稼ぐ方法って、頭さえあれば、実際のところたくさんあるんじゃないかって、思いますよ。まあ今は全然知識足りないですけど、でもネットビジネスは、失敗しても傷が浅くて済むの多いですからね。回転さんは、それが絵なんですね。
>>ななしさん
コメどうもです。まさにその解釈で正しいです。
「成功に対し、努力が十分条件ではないが、必要条件である」という事ですね。
ただ、今の世の中、非成功者に対する態度には「努力は十分条件である」というスタンスで「努力」という言葉を使う人が多いんじゃないかと思っていて、記事を書いた次第です。
非成功者でも頑張ってる人は多いのに、そういう言い方されたらたまったもんじゃないよと。
でもちょっと誤解招きそうなんで、後で追記しておきましょうかね。指摘有難う。
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ニートの心情を知らない人達は見えるところからしか評価しませんからね・・・
等の本人は、自分の内面から自信を持てないから前に出てこれないのに・・・
まわりに惑わされないよう、自信を持てるようになりたいですね。