ニート就活記18「味方を作る大切さ」

ニート就活記17「明日こそ絶対就活するぞ!はやめましょう」 より

先に言っておきます。長い!ゴメン!

前回、就活でやる気出すのはいいけど、心折れないように気をつけてねと書きましたが。
それに関して、もう一つ気をつけたことがあります。

それは、味方を作ることです

味方というのは
「貴方の就職を願ってくれる人」……ではなくてですね
そんなのは貴方を鬱陶しく思ってる人でもできるんでね。


「貴方の就職の意思を信じてくれる」
「貴方に親身になってくれる」
「貴方の就活を応援してくれる」
「貴方が就職できると信じてくれる」


そういう人たちです。

こういう人たちは貴重です。就活してる中で、すんなり行くときもありますけど
やっぱり心が弱るときもあります。後押しして欲しいときもあります。
たまったものを吐き出したいときもあります。
そういうときに頼る人が欲しいところです。

そして、そういう人は、待っててはダメです。
こっちから、つくりに、探しに行きましょう

◆対家族
一番いいのは家族ですね
なんだかんだゆーて、お世話になってる人は多いんじゃないかと思います。
主に金銭面で。良好な関係とは限らないかもしれませんけどね。
それでも、彼らと、本音で話せる関係を、こちらからつくりに行く・・・。

自分の場合ですけど、ニートまあ5年か6年もしてたわけです。
で、田舎の地元離れて都心のとこに一人暮らしですから。
貯金やバイトの金もありましたけど、あっさり無くなって。
そうですね、計2年ぐらいは親にお金たかってた援助してもらってましたね。
親の自慢にはなれど俺にとっては情けなさ披露全開というところですが。

で、親に対しての態度ですが、まず親からの態度を語りましょうか。
当たり前ですが「就職早くしろ」「このままだとダメだぞ」「やる気ないなら帰れ」です。
とてつもなく正論です。が、以前ニート考察・回想録11「ニートに説教なんて無駄だよ」 にも書きましたが
「ニートにとって効果が無いばかりかマイナスの効果を引き起こす」
台詞のオンパレードです。

それに対して自分の態度は「今月こそきっとやる」「分かってる」「待ってくれ」でした。
まあ結局やれないしやらないんですけどね。「やるやる詐欺」です。
そんで、ぶっちゃけこういう事を、萎えることを言ってくる親に対し、結構不満持ってました。
あっちの態度も分かるけど、それでも何故気持ち分かってくれないのかと。

でも、それが1年ほど続いたある日、前回の記事で書いたように、
あるときから自分は悪口を言うのは辞めました。考えるのもやめました。
そして、こっちからも、それを相手に伝えることにしました。

例えば電話の回数を月1ぐらいから週1ぐらいにしました。さらに2,3日に1回ぐらいにしました。
例えば、ことあるごとにありがとうといいました。
例えば、電話で話し聞いてくれて有難うとか。気にかけてくれて有難うとか。
例えば、就職を信じてくれて有難うとか(信じてないとしても気にせずいいました)。
例えば、相手が急かす言葉を言わないことがあったとき、言わないでくれて有難うとか。
例えば、一刻も早く就職して欲しいだろうに、電話しまくってこないことに有難うとか。


そしたら、親の態度が数ヶ月かけてですが、じっくり変わって来たと思います
明らかに気遣いの言葉が混じってたり。俺が言われたくない台詞を理解し始めたり。
昔はこっちから電話しても「もっと連絡しろ」だったのが「電話してくれて有難う」になってたり。

どんぐらいかな・・・半年ぐらいたってからかな、それ実感したの。
その半年の間も俺は相変わらず「やるやる詐欺」だったんですが、ちょっとずつ、
ほんのちょっとずつ前に進んでた(初めてハロワ行ったとか応募したとかそういうLVで)ので
そこで認めてくれたってのもあるかなーと。
それで、ニートにはニートなりに苦しんでることがあるってのを多少知ってくれたのかなと。

だから、そのあたりからは就活楽でしたよ。精神的に削られることがなくなったし、
親との折り合いだけでエネルギー失くすとか無くなりましたし。
エネルギーが全回するとかそこまではいかなかったけどw

こういうのは速攻性のある活動ではありませんが、大切なところだと思ってます。
尚、家族と付き合うときに一番大事な心がけは
「家族だから分かってくれる」ではなく
家族だからこそ一番相性が悪い」ととらえることかと思います。
修行のために居るんです多分。お互いに。

◆対友人
次に友人ですね。これは正直なんとも言えないなw
俺は従来の友人には「嫉妬」「羨望」、ニートという立場の「引け目」
やるやる詐欺の「負い目」ってのがあったんで余り頼れませんでした。
ジョブクラブで出来た友人かな・・・。一番励ましあえたのは。
まー俺の場合、皆回り仕事してたんで、気軽に連絡取りづらいってのもあったんですけどね。
あっちはあっちで結構悩み抱えてて、自分の事でも手一杯というか。

◆対「無料」相談施設
個人的にはオススメします。ハロワークというか「相談員」と銘打ってるとこですね。
近くにあるならヤングハローワーク仕事センターなどです。他にもにたよーなのは意外にあります。
そこらにいって、無料で同じような場所ありませんか?と聞くのもいいと思います。
俺は普通に聞いて、他のところ回ってました。

ここで重要なのは、上のほうに書いた、「貴方の就職の意思を信じてくれる」「貴方に親身になってくれる」「貴方の就活を応援してくれる」「貴方が就職できると信じてくれる」を貴方が感じ取れる相談員と会えるかどうかが全てです。
ダメなら次にいくのが一番です。貴方が信頼できそうにないと感じたら、もう無駄なので。
そこらへんは、1時間も話せば分かると思うので、しっかり判断してください。
人を変えるのは悪くないことです。自分も「自分とは合わないな」って思う人からは変えてました。
厳しい人もいれば、甘い人もいて、色々な相談員がいます。
今必要だと思える人を選んでください。
何、本音で話してみて、それでピンと来ると思うかどうかです。

無料相談員のメリットは、無料ゆえに、お客さんを差別しないことです。これは強い。
また「成長を待ってくれます」促してくれます。協力してくれます。
無料ですから。時間は長くあるのです。
デメリットは、無料ゆえに、質が低い相談員も混じってることです。
ここは数を当たることで避けれます。しっかり信じれる人を選びましょう。

◆対「有料」相談施設
いわゆる人材紹介所とか・・・。そういうところです。尚、個人的には余りオススメしません。
有料だからです。有料というのは、我々が金を払うという意味でなく、企業が払うという意味です。
彼らの給料は、誰かを企業に紹介し、その紹介した人の年収の1/3が
紹介手数料として収入になるとかそういう感じです。
つまりどういうことかというと「あからさま就職できなそうなヤツには冷たい」です。
言っちゃ悪いですが、我々は商品として世間的には貧弱です。彼らはそーいうのにシビアです。
弱い人材を紹介する時間とるより、もっと立派な経歴持った人を紹介したほうが効率いいじゃん。
ていうか、人材業界は不況直撃だから、余計雑魚経歴に関わってる暇は無い、
というのが本音のところです。
彼らは、自分たちを「成長」させる、ということは特に望んでいません。
基本的に、彼らがやるのは「選別」です。
中には、本当に親身になってくれて、貴方の良いところを一生懸命探し、貴方に伝え、
PRしてくれる相談員の人もいるでしょう。
しかし、基本的にはそのような職員は無料相談所で探すよりさらに辛いと思ってます。
大体、扱う人材も「即戦力」が多いですしね。場所が違うってことです。

メリットとしては、お金がかかってるので斡旋は真剣になってくれますが、
デメリットとしては、それゆえにこちらが選別される場合が多いということですか。

◆まとめ
さて、あったり前ですけど、家族とは絶対に上手く行かないって人もいると思います。
そういう人は無理に味方にしようとかしなくていいです。
触れ合うことがもうロスなので、徹底的に回避しましょう。

そういう方は友人を、施設を、あたりましょう。
助言者・味方が居るといないとでは、大分違います。
本音を話せる人が、一人は見つかると思います。


長くなって本当にすいません。
就活と平行して、行ってみてください。


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“ニート就活記18「味方を作る大切さ」” への3件の返信

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    家族の存在がマイナスのイメージになってると、あらゆる行動がキツくなってきますよね。家から一歩出るだけだって結構エネルギーが必要なんですから。
    就職活動に踏み切る前にライフポイント・ゼロだってありえます。その状態だと日本の面接なんてハードル高過ぎですね。
  2. SECRET: 0
    PASS: bdab350c5aa6a2f3a386dfbcce016ee1
    面接怖いですね・・
    特に自分みたいな職歴学歴ない奴は。

    企業はボランティアじゃねぇんだよ!って
    専門学校に通うとしてた時に言われたけど、
    責めて就職しようと努力している人の
    支援くらいはして欲しいかな・・と弱気な事を
    言ってしまう。

    自分は話せる友人は居ないけど、家族との関係は
    良好だと思うので、何とか頑張れそうな気がする。
    その辺に甘えないで少しずつ就職や他の活動も
    続けていってみます。
  3. SECRET: 0
    PASS: acddcd1be50e65459940b991c4480e9a
    >>ぴのさん
    逆に味方だとこれほどありがたいこともない・・・。親は発破かけたり心配したほうが得だと信じてるから発破かけるんですよね。「大丈夫だよ」って信頼してくれたりするほうがよっぽど有難いものなのですが。心配はされるほどに自信がなくなります。

    >>回転さん
    再びこんにちわ。教師こそ弱者の味方になって欲しいですが、ま、経験してない人にはわからんことですからね。家族との関係が良好なら、より強化してみてください。自立の姿勢をみせつつ頼りにして、感謝する、それが最強な気がする。

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