ニート考察・回想録13「ニートって愚痴れないよね」

ニート考察・回想録12「じゃあニートになんていえばいいの」 より


ニート状態ってのは、色々世間に分かってもらえない部分がありますよね。
ぶっちゃけ、毎日が日曜日とか夏休みとか、楽してるみたいに言われますけど
全然そんなことはなく、精神的な疲労は毎日相当なもんです。

色々辛いことありますよね。何が起きてるってわけでもなくても。
むしろ何も起こせないことが辛いというか。


しかし、中でもきついのは、この辛さを正直誰にも話せないことじゃないでしょうか。


人に話すことで軽くなるものってあります。自分ひとりで抱えてると、どんどんマイナスの方向に重くなっていって支えきれなくなってしまう。もしくは自分ひとりが苦労してる気がしてきて、凄い世の中がねたましくなったり、何故分かってくれないんだ、みたいに段々周りに絶望していってしまう。たくさん溜め込んでしまいます。


でも、それを話すことができない。
話すと「うだうだいわずにやれ」ですとか「「やれないのは甘え」ですとかありがたいお言葉が返ってくることは必須。しかし、やれと言われてやれたら苦労しない。過去記事でいくつか触れたように、こっちにも事情があるんです。でも、それは大抵の人は全くお構い無しなんですよね・・・・。

そういうわけで、全然話をする人がいない、ってのがダメ状態だとあるんじゃないかと思います。

「自分は今辛いんだよ」と、言うことすらできない。「悩んでるんだ」と相談することすらできない。全部「甘え」とかなんとかの一言で切り捨てられて、まともにとりあつかってもらえない。
この自分が完全に悪役になったかのような感じ。罪悪感とやるせなさと劣等感と自己嫌悪感がセットで襲ってきて、味方が誰一人いない、というような感覚になったります。


俺、一旦ニートになった人が抜けづらい理由って、ここにもかなり原因があると思います。普通の仕事の悩みとか、友達の悩みとかは、聞いてくれる人いたりするのに、ニートの悩みってのはなぜか全く聞いてくれない。むしろ突き落としすらしてくれます。

きっと周りからみたら「簡単にできることをしてない」ように見えるんでしょうね。だから、ニートに対しては異様に手厳しい。でも、人それぞれ得手不得手があるし、いい時期ダメな時期あるから、簡単にできないことがあっても仕方ないのに。何故か手厳しい。


もし、ニートに対して、周りがもっとその人の聞いてくれるなら、そんな長期化したりせずにすむんじゃないかなあと思ってます。俺はこういう状態になると、家族や友達からとも孤立化しがちになると思うんですけど、最大原因はこの「辛さを誰も共有してくれない」というところじゃないかなと思います。


なんでかねえ・・・・やりたくてやってるんじゃねえんですよ。
やりたいけど、やれねえってのがあるんですよ。
やりたくて、やれる環境にあるのに、やれないってあるんですよ。

デキル人にはまず理解されないこの感覚。
なんで分かってくれないかなあ・・・。

↓とかもねー。

ニート考察・回想録14「ゆったりしてる?いえいえ焦りまくりですよ」 へ続く。他人からは余裕ぶっこいてるようによく見られる。それがニート。


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“ニート考察・回想録13「ニートって愚痴れないよね」” への1件の返信

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    お?ここにはまだコメントがない。
    得手不得手ってあるよなぁ…。
    自分には片付けと時間を守ることが非常に難しい。
    その代わり学生時代は苦手な科目は1つもなかった。
    成績には全く問題はなかったのに1限目の欠課時数で留年しそうになったよ。
    みんなが同じことを当たり前にできるわけじゃないんだよな。

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