ニート考察・回想録6「劣等感の克服・vs完璧主義」

ニート考察・回想録5「劣等感の克服・vs他人」の続きです。

劣等感を克服するにはどーするかってので、人と比べないこと、でも前回は他人とどうしても比べてしまうって人向けの話しました。
まあ、人と比べて劣等感ってのは、確かによくあるパターンなんですが、もうひとつ劣等感抱くパターンあります。

前でも触れたけど、自分と比べるパターンですね。「理想の」自分と。なんつーんすかね、本当に限界までやって、んでミスらしいミスもなくて、ダメだったときって案外、人より劣ってても劣等感って感じないもんだと思うんです。やるだけやったさみたいな感じで。充実感もそれなりにあるというか。

問題は、やるだけやったという感覚すらないとき。あと、ミスりまくったりしたとき。
こういうときは自分に対して劣等感がでます。俺ってなんてダメ人間なんだろーかと・・・。

これを防ぐにはどうするかですが・・・・。

こうなる人間には共通点があります。「完璧主義者」じゃないかなーと思います。

完璧主義者ってのは完璧が先にあって、査定をマイナスでおこないます。そうするとどうなるかっていうと、粗探しから始まる。ダメだったところから探す。そうすっと、人間完璧なんて無理なんでいくらでも見つかる。んで、テンション下がる。やる気なくなる。やる気なくなるんで次は余計にダメになる。またやる気なくなる。で(以下省略

まあこんな感じ。

あと、粗探しをするのが癖になると、自分のミスだけじゃなく、人のことも、他所の物事もなんでも粗探しから入ります。そういう癖がついてしまうんです。そうすっと、どんな物事もネガティブに捉えてしまったりして、人から避けられるし、自分でも物事にチャレンジする前にガンガン意欲がなくなっていきます。やっぱり悪循環。


自分で勝手に意欲をなくしやすいんですよね。完璧主義って奴は。


で、問題はじゃあどうするかってとこですけど、まあ、やめようと思ってやめれたら苦労はしません。
大体完璧主義者ってのは、やはり必要に迫られてそうなってしまったケースが多いと思うので。
例えば、親が同じように完璧主義者で、貴方にミスを許さなかったとか・・・・。物事は1回で覚えろとか、成功することより、人に迷惑かけるな、失敗するな、と散々言われたとか・・・・。こうなると、失敗しないための最良の方法、迷惑をかけない最良の方法となると「何もしないこと」になります。

何もしないのが一番トラブルを産まない。何もしないのが一番ミスをしない。何もしなければ失敗しない。怒られることもないし、恥をかくことも無い。そんな感じ。そうすると、評価機軸はおのずと何をなしたか、より何を失敗しなかったか、になり、つまり完璧主義の出来上がりです。

ただしかしここで罠が。学生時代はそれでよかったけど、社会人になると急に「何もしないでいたこと」「何もしないでいること」を咎められるわけです。しかも今まで、何もせずにいろ、迷惑かけんな、といってた人が、みたいに。

まあ本当ふざけんなって感じですが、それを言っても始まりません。
完璧主義から脱却するには、完璧を求めないことです。70点ぐらいで、満点なんだと、そう思いましょう。もう評価は0点からはじめてください。完璧自体は目指します。目指すけど、できなくても気にしない。良いところを出来るだけ見つける。

ぶっちゃけ、結構難しいです。完璧を目指しながら、完璧じゃなくても気にするなといってるんですから。ちょっと矛盾してます。まあでも完璧に出来ないくせに完璧を毎回目指すのも似たようなもんだからいいでしょう。

とにかく第一歩は「自分を褒める」「自分に感謝する」ことからだと思います。もう、唐突に自分って偉いなあという。唐突に自分に感謝する。体とか。生きてることとか健康とか。出来なかったことがあったとしても、挑戦したことをまず褒めたりね。

俺も今でこそ大分プラス思考ですけど、最初はこんなとこからのスタートでした。完璧主義から脱却できないことに自己嫌悪しそうなのを、無理やり「いや、脱却しようと思っただけで俺偉い」みたいな。「こんな状況でも諦めてない。俺凄い」みたいな。

微妙に矛盾したことを要求してるので、難しいとは思います。
でも、完璧主義はやっぱり精神的に、自分も他人もきつくなります。3歩進んで4歩戻る感じでもいいじゃないですか。戻ったとしても、最初から0歩よりいいと思います。そのうち、3歩進んで3歩になり、2歩になるはず。

上みたいに、いいとこ探し、をしてると、気分もいいもんですしね。ちょっとずつでいいので、是非やってみてください。そして、完璧を求めないで下さい。

このblogもミスがあっても暖かい目でみて・・・・なんでもな(ry

劣等感の完璧主義の話でした。次は人と比べない方法の2個目でもしゃべってみよっかな。


ニート考察・回想録7「劣等感の克服・vs過去」 へ続く



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“ニート考察・回想録6「劣等感の克服・vs完璧主義」” への4件の返信

  1. SECRET: 0
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    はじめまして
    昨日、初めて拝見したのですが、とても参考になります
    こちらで勉強しながらニート脱出を目指したいと思います
  2. SECRET: 0
    PASS: acddcd1be50e65459940b991c4480e9a
    >>ちゃこさん
    応援します。1人でも力になれたらいいなあ。一番重要なのは、その目指すっていう心意気だと思います。俺の中でですけど、ダメな状態の中で立ち上がろうとするのって、本当にエネルギーが要ります。
    これに比べたら、仕事に必要なエネルギーなんて、どってことないですよ本当。会社一週間いくより、ニート状態からしょっぱなの履歴書3枚書くほうが疲れる。マジで。だから後者出来る人のほうが、俺は尊敬します。
  3. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    社内ニート暦が長かった自分も完璧主義の傾向が強いな。
    まさに理想の自分と比べて落ち込むパターンだ。
    他人については良いところばかりが目に付く。
    だから他人を励ますのはかなりうまいぞw
  4. SECRET: 0
    PASS: 0129366568d60233081528ea8270bca6
    私も元は、目標高く設定しすぎる完璧主義者でした。なんで、肩の力割りとぬけたのかなー?年齢かなー?でもまだまだそういう気はあります。

    申し遅れましたが、私は、やりたいことは、決まっているのですが、それで食べていけるまでは、お金を貰える何かしらの仕事をする必要があり、しかし、どれもこれも続かないので、ここにお邪魔しました。闇雲ではなくどうやって仕事を探すか?なども知りたいし、ゆっくり全部読ませて頂こうと思います。いっぱいコメントしてしまったらごめんなさい。流して下さい。そして、ブログを書いていただきありがとうございます。

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