ニートの就活を振り返る3「自己PRに悩んでるなら」 (06/06) の続きです
さて、タイトルの意味はですね。
「何の職につきたいの?」ってことです。
えーこれが分かってる人は、この以下全て吹っ飛ばしてOKですw
まー前回からですね、自己PRを相談したり、頭ひねったり、人に聞いたりして、自分のやりたいことや向いてること、PRポイント・・・・いわゆる「強み」が分かったとしましょう。
まだPRが全く分からない?そういう人もまあいるでしょう。ハローワークに行ってねといっても、そこまでの敷居が高いし、全員と話したけど全員とも相性が合わない上、近くにも類似施設がない(もしくはそこも全滅)なんてこともあるかもしれません。それに、行っても結構ここの洗い出しは時間かかるしね。俺の場合は2週間ぐらいかかりました。まあジョブワークしてて、家でやらなかったからってのもあるけど、時間かかるものだと思います。今までネガティブでガンガンきてて、急にPRしろっていわれてもね。「PRしてろくな結果になった記憶がない」のでしたくないんですよね。
でも、それでもPRの認識、強みの自覚って必要なんです。面接や書類にっていう面もあるけど、それ以上に「貴方が何の職に向いてるか?」「何をやりたいのか?」をはっきりさせるためにです。
そしてさらに何故、はっきりさせなくてはいけないか?
それは「長続きする仕事を選ぶためです」
我々の真の目的はなにかと。なんで就職したいのかと。
「幸せになるため」じゃないですか?
就職は確かに大事ですよ。大事です。
でも、それは区切りの一つであって、ゴールじゃない。
ニート脱出したいからといって、ブラックにいってボロ雑巾になるのは嫌だし、就職したはいいものの全然あわなくて自信と健康だけ失って数ヶ月で退職、職歴に傷、とかも嫌なはずです。
少なくとも、俺は嫌でした。就職はしたいけど、それだけじゃない。就職「も」したいのです。「健康のためなら死んでもいい!」みたいな一言ジョークがありますが、手段と目的を取り違えちゃいけません。長く、楽しく働きたいじゃないですか。「本当はこんなことしたくない」「辞めたい辞めたい」なんてテンションで働いてて、結局辞めちゃう。それは嫌じゃないですか。どうせ働くなら、楽しく、自分が生きる職場で、自己満足とともに稼ぎたいじゃないですか。
だから、強みを認識する必要があるんです。強みっていうのは、大体向いてることで、かつ自分が楽しいと感じることだったりします。
もし、PRポイントが分からないって人でも、絶対にやってほしいことがあります。
やりたいことと、やりたくないことだけは、はっきりさせましょう。
今は超不況です。100年に1度の不況と言われています。「仕事つけるならなんでもいい」って人がいます。
本当にそうですか?本当に?
心の底からYESっていうなら、全然OKです。何でも探してください。でも、実際は違う人が多いんじゃないかと思います。人は万能じゃありませんからね。向き不向きがあるんです。
「この不況下で選んでる贅沢許されるの?余裕あるの?しかもニートに」とか言うかもしれません。だけど、俺は、ニートだからこそだと思います。スキルもなく、経験も無い。何でもできるなんて言えるわけない。じゃあ何をPRするかといったら、情熱です。本音はやりたくないなあ・・・って思ってるとこに、真剣に就職活動なんてできませんよ。受かったら「よっしゃああ!!!」ってガッツポーズするとこに、活動をしかけるべきです。「なんでもいい」とかいってると「本音では受かりたくないとこ」も受けたりするんですよ。で、情熱ないから当然落ちます。時間も金も労力も費やして、テンションを下げる作業をしてる、こんな感じになりがちです。というか、俺は若干なりました。だったら、やらないほうがいいです。やらないほうがいいというか、ちょっとやり方を変えればグッと良くなります。
だから「やりたいこと、やりたくないこと」だけはちょっとリストアップしてみて、自分を見つめなおしてみて下さい。そして
「つきたい職種を決めましょう」
うん、これだけが結局ここの項目で言いたかった。前振り長いなどうにも。だが反省しない。
ちなみに俺の場合、前回もちょっと書いたけど
好き・得意・やりたい・・・・人と直接話すのがすき。人に感謝されたり頼られたりするのが好き。人に教えたりするのが好き。マニュアルとかいじったりするのが得意。記録を競うのが好き。結果を数字で判断されるのが良い。何かを覚えれるのが好き。ひたすら効率を追求するのが好き、だからシステムや構造改革などを考えるのは好き。0から作るより、アレンジするほうが得意。上昇志向強いから向上意識の高い職場がいい。改革意識高いから、そういうのを受け入れる職場がいい。教育体制がしっかりしてると良い。副業や起業方法も学べたらベストだ。1位と2位が競いつつ協力できる環境が好きだ。コストパフォーマンスという言葉が好きだ。
嫌い・不得意・やりたくない・・・お客様の感謝が見えないのは嫌だ。結果出してるのに評価されないのは嫌だ。結果が数字で見えず、曖昧な判断に評価を委ねなきゃいけないのは嫌だ。誰にも会わないルーチンは嫌だ。ライバルと競うのは好きだが、ライバルを蹴落とすのは嫌だ。考えてことにあたりたい、アドリブを要求され続けるのは嫌だ。効率より根性が重要なのは嫌だ。体が疲れるのは嫌だ。「動くべきものが動かない」のをなんとかする作業などは嫌だ。バグ取りなんて発狂しそうだ。「成長が実感できない」のは絶対に嫌だ。1日も我慢できない。体育会系の職場は苦手だ。努力や根性なんて言葉、無縁でいたい。
こんな感じです。
特にね、成長したいんです。ルーチンワークはまっぴらゴメンなんです。俺の場合。
あと人に感謝されたい。前の仕事が、お客様が遠い仕事だったから。
で、数字評価もばっちこいです。前のとこは、頑張っても数字評価されないとこでした。数字見られるって怖い面もあるけど、失敗したとき叩かれること割り引いても、成功したときに評価されないほうが万倍嫌でした、俺は。
そういうのをあわせて、起業とかにも興味あってそういう本読んだら「営業はやっとくべき」とか書かれてるわけですよ。そんで、それとあわせて上のこと考えたら、
営業って人に直接たくさん会うらしいし、感謝とかも一杯されるんじゃね?
教えたり、話したりとかもたくさんあるんじゃね?
数字は間違いなく見られるし、成長も色々経験できそうじゃね?
システム改革はちょっと分からんけど、営業マニュアルあるならそれいじれたりはできるんじゃね?
割とやる気あるやつ多いんじゃね?
ただ「体育会系だったらどーすっかな」とか「残業徹夜当たり前は非効率だよな・・・非効率なことはしたくないな・・・」とかも思ったんですが、そこは会社によるだろうってことで、よし、営業目指そう!って決めました。
事務ともちょっと迷ったんですけどね。PGもできたから技術もやれなくないだろうとか思ったし。でも「営業がダメだったら、ダメだったって諦めつくから、とりあえずやってみよう。やらずに諦めたら多分一番未練が残る」と思ったんで、営業に決めました。
本当は、ちょっとびっくりでしたけどね。これ、こうやって強み自覚する前は営業向いてると思わなかったんです。どっちかというと引っ込み事案だし、学生時代なんて「休み時間は寝た振りとか、日向ぼっことか」ですごしたという余り思い出したくない過去があるんです。
でも、相談員の方に話しても「貴方は結構向いてると思う」とか親にも「社交的じゃない?」とか言われてその気になってきたんです。ジョブクラブのメンバーにも励まされて。
そういうわけで、最終的に営業一本に決めました。
ジョブクラブの、他の人もそんな感じだったと思います。半数ぐらいが営業で、残り半分は事務志望だったかな?男で事務志望もいたけど、希望通りについてましたね結局。
こういうのが固まってると、企業を探すときの指針になって楽だし、PR文や志望動機も書きやすくなります。何より、条件に合う企業を見つけたときの、情熱のあがりっぷりが半端ではないです。そういうのって相手に伝わりますから、まずは自分がしっかりと認識するのが重要だと思います。
就職活動は、闇雲におこなうものじゃなくて、戦略的におこなうものだと思います。
勝つべくして、勝つ。職につくべくして、つく。
ただただ書類を手当たり次第送ればいいというものではないのです。
その第一歩は「どの職種につきたいかをはっきりさせる」という話でした。
最初からこれが分かってる人には不要な項目ですけどね。
ニートの就活を振り返る5「それでもやりたいことなんてない」 に続く!
最後まで読んでくれた人、ついでに↓もクリックしてくれると嬉しいです
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
ここまで読みました。2年前の記事のようですが気にせずここにコメしますねw
当方社内ニートで転職を考えてる30歳です。
大変参考になりますし、わかりやすい文章で読んでいて楽しいです。どんどん読み進めて行きます!
PASS: acddcd1be50e65459940b991c4480e9a
>>ヨッシィさん
2週前ですがこちらも気にせずレスしますねw
分かりやすいといってくれてありがとうございます。いずれ過去記事も清書したいもんです……。